気づいたら、心が同じところにあった。

気づいたら、心が同じところにあった。

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コラム
人とお話ししていて、

「あ! 思っていた以上に話せた!」

「あ! なんか、本音を言っちゃった!」

「あ! 気づいたら、ずっと笑ってた!」

そんな瞬間って、ありませんか?

最初から、そうなるつもりだったわけじゃない。

こんな話をしよう。
こんなことを聞いてみよう。

そんなふうに決めていたわけでもない。

ただ、何気なく言葉を交わしていたら、
いつの間にか、いろんな話をしていた。

気づいたら、笑っていた。

気づいたら、普段は言わないようなことまで話していた。

そして、お話が終わったあと。

相手も、同じように感じてくれていたと知ることがあります。

「楽しかった」

「もっと話したかった」

「気づいたら、いろんなことを話していた」

そんな言葉が、自分の感じていたことと重なったとき。

なんだか、不思議な気持ちになるんです。

あぁ、あの時間。

私だけじゃなかったんだな、って。

もちろん、毎回そうなるわけじゃありません。

人と人だから、感じ方が違うこともあるし、同じ時間を過ごしても、心に残るものはそれぞれ違うと思います。

でも、ときどきあるんです。

同じタイミングで同じことを言ったり。

あとから感想を読んだら、お互いに同じことを感じていたり。

まるで、心が一瞬、同じところにあったみたいな瞬間。

私は、そんな瞬間が好きです。

だって、それはきっと、どちらかひとりだけでは生まれなかった時間だから。

ふたりで話して、
ふたりで笑って、
ふたりで何かを感じていた。

その時間が終わっても、そこで全部なくなってしまうわけじゃない。

あとからふと思い出して、

「あの時間、楽しかったな」

って、もう一度、心があたたかくなる。

そんな余韻が残ることもあるんです。

人と人が出会って、言葉を交わして。

その中で、たまたま同じ気持ちになれたこと。

それって、当たり前のようで、当たり前じゃないのかもしれません。

だから私は、そんな瞬間を大切にしたい。

無理に作ろうとするものでもないし、毎回そうなると約束できるものでもない。

ただ、そんな時間が生まれたら嬉しい。

そして、いつかふと思い出したときに、また少しだけ心があたたかくなったら。

それも、素敵な出会いのかたちなのかなと思います。

あなたにも、そんな時間はありますか?

終わったあとも、ふと思い出して、ほんのり心があたたかくなるような時間。

私は、そんな出会いを大切にしていきたいです。



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