転職サイトを見ていたら、妙に気になる求人を見つけた。応募してみたらすぐに書類選考を通過。面接もスムーズに進んで、思っていたより早く内定まで出た。
こんなふうに転職がトントン拍子に進むと、
「これって今が転職のタイミングってこと?」
「この会社とご縁があるのかな?」
「ここまでスムーズなら、転職したほうがいい?」
と思うことがありますよね。
私は仕事運専門占い師なので、仕事の「流れ」や「タイミング」も鑑定では見ています。
でも、転職がトントン拍子に進んでいるという理由だけで、
「いい流れです!転職しましょう!」
とは言いません。
だって、転職って内定をもらって終わりじゃないんですよね。
その会社に入ったあと、実際に働いて、生活していくわけです。
だから仕事運占いで転職について見るとき、私は「今は転職にいい時期?」だけではなく、もう少しいろいろな角度から見ています。
「転職したほうがいい?」の前に、今の仕事の何がしんどいのかを見る
たとえば、
「転職活動を始めたら、思った以上にスムーズに内定が出ました。これは転職したほうがいいサインでしょうか?」という状況だったとします。
ここで私が気になるのは、内定が早く出たことだけではありません。そもそも、どうして転職しようと思ったのか。
・人間関係がしんどいのか
・仕事内容が合わないのか
・給与に不満があるのか
・評価されていないと感じるのか
・勤務時間や通勤が負担なのか
・それとも、今の会社に大きな不満はないけれど「このままでいいのかな」と感じているのか
ここが違えば、同じ「転職したい」でも話は全然変わります。
たとえば「人間関係がしんどい」が転職理由だったとしても、仕事内容そのものは好きで、給与にも不満がないなら、変えたいのは職種ではなく「環境」なのかもしれません。
反対に、人間関係には問題がなくても、「この仕事をあと5年続けている自分が想像できない」という人もいる。
だから私は、「転職したほうがいいですか?」という一言だけで答えを決めるより、そもそも今回の転職で、何を変えたいのか。ここを大切にしています。
今の職場と「合っていない部分」だけでなく、合っている部分も見る
転職を考えていると、どうしても今の会社の嫌なところに目が向きやすくなります。
でも、私は「今の会社の何が嫌?」だけではなく、「逆に、今の会社で手放したくないものは何?」も見てほしいと思っています。
たとえば給与には不満がある。でも、残業は少ない。
仕事内容には飽きている。でも、人間関係には恵まれている。
通勤は大変。でも、休みは取りやすい。
全部嫌な会社ばかりじゃないんですよね。
ここを見ないまま転職すると、今の不満はなくなったけれど、実は大切だったものまで一緒に手放してしまうことがあります。
だから鑑定でも、「今の仕事と合わないところ」だけではなく、現在のお仕事との相性や、自分がどんな部分では無理なく働けているのかも含めて見ていきます。
転職先を考えるためにも、今の職場を材料にする。私はそんなふうに考えています。
「向いている仕事」も、職業名だけでは見ません
転職を考えている人からすると、「じゃあ私は何の仕事に向いてるの?」も気になるところだと思います。
ここも私は、いきなり「あなたの天職は○○です」と職業名だけを出して終わりにはしたくありません。
同じ仕事でも、働く環境によって全然違うからです。
私自身、会社員としてライターをしていた時期があります。そして今もフリーランスでライターをしています。
やっていることだけ見れば、どちらも「文章を書く仕事」です。でも、私にとって働きやすさは全然違いました。
会社では周囲の音やにおい、明るい照明、通勤、人に話しかけられて作業が中断されることなど、文章を書くこととは別の部分でかなり消耗していました。
一方で、自分で働く環境を選べるようになると、同じ「書く」という仕事でも感じ方が変わりました。
だから私は、適職を見るときも職業名だけではなく、
「どんなことをすると力を発揮しやすい?」
「逆に、どんな環境では消耗しやすい?」
「一人で進めるほうがいい?人と関わるほうがいい?」
「安定、収入、自由度、やりがい。何を大切にしたい?」
というところまで含めて考えます。「向いている仕事」と「続けやすい働き方」は、必ずしも同じ話ではないと思っているからです。
じゃあ「転職の流れ」はどう見るの?
ここまで読むと、「いや、トントン拍子の話どこいった?」ってなりますよね。笑
もちろん、仕事運鑑定では今後の仕事の流れや、転職についても読み解いていきます。ただ、私が大切にしているのは、流れを見ることと、現実の判断を分けないこと。
たとえば転職に向けて動きやすそうな流れが見えたとしても、それだけで「今すぐ会社を辞めましょう」にはなりません。
まだ転職活動を始めていないなら、まず求人を見てみる。
すでに気になる会社があるなら、仕事内容や条件を確認してみる。
内定が出ているなら、今の会社と転職先で「何が変わるのか」を並べてみる。
逆に、今は焦って結論を出さなくてもよさそうだと感じたなら、何もせず我慢するという意味ではなく、今のうちに自分の希望条件を整理したり、必要な準備を始めたりすることもできます。
占いの結果を、「転職する・しない」だけに使うんじゃなくて、「じゃあ次に何を確認する?」まで落とす。私はここを大切にしています。
トントン拍子なのに迷うなら、「迷っている理由」も見てみる
これも結構あると思うんです。
転職したかった。
実際に転職活動を始めた。
選考も順調。
条件もそこまで悪くない。
なのに、内定が出たら決められない。
「こんなにスムーズなのに、なんで私は迷ってるんだろう?」となる。
でも、私は「迷う=悪いサイン」とは思いません。
本当に転職したくないのかもしれない。
今の会社にも手放したくないものがあるのかもしれない。
転職はしたいけれど、その会社ではないのかもしれない。
単純に、新しい環境へ行くのが怖いだけかもしれない。
全部違います。
だから「迷っている」という状態だけを見て、「やっぱり転職しないほうがいい」と決める必要もない。何に迷っているのかを分ける。ここまでできると、「なんとなく決められない」から少し先に進めます。
占いで「答えをもらう」より、選ぶための材料を増やす
私は昔、占いを受けて、かなり厳しいことを言われた経験があります。でも、そのとき私は「相談してよかった」とは思えませんでした。
むしろ不安やモヤモヤが増えて帰ったんですよね。
その経験があるからこそ、私は相談者さんに一方的に答えを押しつけるような鑑定はしたくないと思っています。
仕事の悩みって、現実があります。収入もある。生活もある。家族がいる人もいる。今すぐ仕事を辞められない人だって普通にいます。
だから、
「転職したほうがいい」
「今の会社に残ったほうがいい」
という答えだけを渡しても、その人が実際に動けなければ意味がないと思っています。
今の仕事で何に悩んでいるのか。
何は手放したくないのか。
自分の強みはどこにあるのか。
どんな働き方なら続けやすそうなのか。
そして、これからどんな流れが考えられるのか。
そこを一緒に整理して、「じゃあ私は、まず何をしたらいい?」まで持っていく。
仕事運占いを、未来を当ててもらうだけのものではなく、これからを考える材料として使ってもらえたらと思っています。
「流れはいい。でも本当にこの会社でいい?」という相談でも大丈夫です
転職がトントン拍子に進んでいる。だからこそ、「このまま進んでいいのかな?」と急に不安になることもあります。
そんなとき、「転職するべきか、残るべきか」を自分できれいに決めてから相談する必要はありません。
「内定が出たけど迷っている」
「今の会社にもいいところがあって決めきれない」
「転職活動が妙にスムーズで、今がタイミングなのか気になる」
「そもそも自分にどんな仕事が合っているのかわからない」
その状態からで大丈夫です。うまく相談内容をまとめなくても大丈夫です。占いで人生を決めるのではなく、これからの働き方を考えるための材料を一つ増やしたい。
そんなときに使ってもらえたら嬉しいです。
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