天中殺は「悪い時期」ではありません|算命学の考え方

天中殺は「悪い時期」ではありません|算命学の考え方

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「今年は天中殺だから、何をしてもうまくいかない」。
そう聞いて、不安になった方は多いと思います。けれど、算命学の理論を読み込んでいくと、天中殺(てんちゅうさつ)はそういうものではありません。今日はその話をします。天中殺とは何か暦を作る「十干(じっかん)」は10個、「十二支(じゅうにし)」は12個あります。
10と12を組み合わせて六十干支(ろくじっかんし)ができるとき、十二支のほうが2つ多いので、どの人の命式にも「干が乗らない支」が2つ生まれます。
その2つが、その人の天中殺です。組み合わせは、子丑(ねうし)・寅卯(とらう)・辰巳(たつみ)・午未(うまひつじ)・申酉(さるとり)・戌亥(いぬい)の6種類。
誰もが、このうちのどれか1つを必ず持っています。
「天中殺の人」と「そうでない人」がいるのではなく、全員が持っていて、12年のうち2年、その支が巡ってくる年があるだけです。「虚のエネルギー」という考え方算命学の資料では、天中殺の年は「行動領域が虚(きょ)のエネルギーで覆われる」と説明されます。
現実の力が足されたり引かれたりするのではなく、いつもの枠組みがいったん外れる時期、という捉え方です。だから、天中殺の年には「まったく動けない」か「際限なく動いてしまう」かの両極端が出やすい、とされます。
これは「悪いことが起きる」という意味ではありません。
「いつもの手応えが返ってこないので、判断の物差しが狂いやすい」という意味です。では、どう過ごすのか天中殺は、結果を急ぐより、種まきや整理に向く時期と読みます。
新しいことを大きく広げるより、これまでの土台を固める。
決めきれないことは、無理に決めない。不思議なことに、この時期は「受け身で過ごす」「冬の時期のように過ごす」という説明が、流派を問わず出てきます。
冬に種をまいても芽は出ませんが、冬に土を耕しておけば春に一気に伸びる。
天中殺の使い方は、その感覚に近いものです。鑑定で天中殺を最初に見る理由翠命の鑑定書では、その年の運気を読むとき、まず「天中殺の年かどうか」を最初に確認します。
算命学の資料では、天中殺という大枠を最も重く見たうえで、その枠組みの中で個別の運気(位相法)を読む、という順番が示されているからです。たとえば、年運に「結びつきが強まる関係」が巡っていても、それが天中殺の年なら、現実的な前進や拡大は控えめに出る、とされます。
どんなによい印が重なっていても、大枠が先。
ここを飛ばして「今年は最高の年です」と言うのは、算命学の読み方としては順番が逆です。不安の正体天中殺が怖く感じるのは、「何が起きるか分からない」からではなく、「何をすればいいか分からない」からだと思います。
時期の意味が分かれば、やることは決まります。
土台を固める、整理する、決断を急がない。
それだけで、天中殺の2年間は「怖い時期」から「準備の時期」に変わります。翠命の鑑定書(全26ページ以上)では、あなたの天中殺の種類と、該当する年を第十一章で具体的に挙げ、その過ごし方を「避けるべき時期」ではなく「整える時期」として、使い方とセットでお書きしています。(この記事は算命学の理論に基づく参考情報です。的中や効果を保証するものではありません)
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