「2026年は、自分にとってどんな年になりますか」。
年の変わり目が近づくと、このご相談が増えてきます。
算命学にも、一年ごとの運気を見る年運(ねんうん)があります。ただ、年運だけを取り出して読むことはしません。見る順番が決まっていて、そこを飛ばすと同じ一年がまるで違う意味に見えてしまうからです。
読む前に知っておいていただきたいことが、三つあります。
■ 1 2026年は、1月1日には始まらない
算命学の暦は、カレンダーではなく二十四節気で動きます。月の区切りは毎月の節入り、そして年の区切りは立春です。
2026年の立春は2月4日。この日から、2026年の干支である丙午(ひのえうま)の一年が始まり、翌年の立春前までが「2026年」です。
ですから1月のうちに起きることは、暦のうえではまだ前の年の枠の中にあります。年末年始に来年の計画を立てるときは、切り替わるのは二月だと思っておくと、読みがずれません。
(2月生まれの方が「思っていた干支と違う」となるのも、たいていこれが理由です。)
■ 2 一年の前に、十年がある
算命学は運気を二階建てで見ます。十年ごとに景色が変わる大運(たいうん)と、一年ごとの年運です。
大運は生まれ月の干支を起点に、暦を先へ進む順行か、さかのぼる逆行のどちらかで十年ずつ巡ります。切り替わる年齢は立運(りつうん)で決まり、生まれた日から節入りまでの日数を三で割って求めます。立運が8歳の方なら、8歳・18歳・28歳…が節目です。
同じ2026年でも、その十年に入ったばかりの人と、終わりにさしかかっている人とでは、意味が変わります。一年だけを切り出すと、ここが抜け落ちます。
■ 3 順番の一番目は、天中殺
そして、十年と一年のどちらを読むときも、先に確かめるのが天中殺(てんちゅうさつ)です。
天中殺は、十二支が十干より二つ多いことから誰の命式にも生まれる「空白」の二支のこと。子丑・寅卯・辰巳・午未・申酉・戌亥の六種類があり、十二年のうち二年、その支が巡ってきます。2026年は午の年ですから、午未天中殺の方は2026年と2027年(未)が年天中殺にあたります。
この時期は「行動領域が虚のエネルギーで覆われる」と説明され、まったく動けないか、際限なく動いてしまうかの両極端に変わる、とされます。結果を急ぐより、種まきや整理に向く時期です。
順番は動かせません。年運に結びつきの強い関係(融合)が立っていても、その年が天中殺なら、現実的な前進や拡大は控えめに出る、とされます。大枠が先で、個別の印はその中です。
■ 同じ2026年でも、動き出す入口は人によって違う
天中殺を確かめたうえで、ようやく年運の中身に入ります。その年の干支から表出する星、命式の年支・月支・日支との関係が東方(仕事や公の場)・中央(立場)・西方(家庭)のどこに出るか、という順です。
星が出る場所によって、動き出しやすい入口も変わります。鳳閣星が出る人は「面白がれる入口」から、牽牛星が出る人は「約束の形」から、龍高星が出る人は「知らない場所への一歩」から始めるほうが噛み合う、というように。
生まれ年の干支だけで全員を同じ一年に当てはめる読み方とは、ここが違います。
■ では、何を持ち帰ればいいのか
「2026年の運勢」を読む前に置いておく順番は三つです。年は二月から始まること。自分が今どの十年にいるか。そして、その年が天中殺かどうか。
この三つが揃って初めて、「2026年は決める年か、整える年か」が言葉になります。
翠命の天中殺の鑑定書では、年・十年(大運)・月・時間の該当を表で全部お見せし、その時期の使い方を書き下ろしています。
(この記事は算命学の理論に基づく参考情報です。的中や効果を保証するものではありません)
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