同じ年代なのに、軽い人と重い人がいます。
友達に効いたものが、自分にはさっぱり効かない。
同じように食べて、同じように寝ているのに、出方が違う。
四柱推命では、その差を「命式」という設計図で読みます。
▼ 命式とは
生まれた年・月・日を、それぞれ漢字2文字で表したものです。
その中に、木・火・土・金・水という五つの要素が配置されています。
大事なのは、どの五行が多くて、どれが足りないのか。
その偏りが、体の出方の傾きを作るとされています。
多ければ良い、少なければ悪い、という話ではありません。
「どこに偏っているか」。それだけです。
▼ 私の場合
私は男です。
私の日主は庚(かのえ)。五行でいえば金です。
そして、表に出ている字には、水がありません。
金は、研がれて光る金属にたとえられます。
芯が強く、決めたら最後までやり切る。
そのかわり、水がないと乾きやすいとされます。
昔の本には、この生まれについて「強すぎる」と書かれています。
ただ、強いと言われても、
実際に困っていたのは私のほうでした。
乾く。
限界まで気づかずにいて、あるところで一気に崩れる。
40代を過ぎたあたりから、その出方がはっきりしてきました。
「気のせい」でも「年のせい」でもなく、
もともとそう出やすい配置だった、というだけのことです。
私は医師でも薬剤師でもありません。
ここに書いているのは、四柱推命の一般的な考え方と、
私自身が通ってきた道の話です。
▼ 混同しやすいところ
無料の診断ツールなどで「あなたは○○タイプ」と出た経験がある方は、
一度こう思うかもしれません。
「私は土タイプと言われたのに、金と書いてある」
これは、見ているものが違います。
「命式の中でいちばん多い五行」と、
「あなたの中心である日主」は、別のものです。
多い五行は"量"の話。
日主は"あなた自身"の話。
どちらかが間違い、ということではありません。
▼ 命式は、生年月日だけで出せます
生まれた時間がわからなくても大丈夫です。
時間がわかると柱がもう一本増えますが、
あなたの中心である日主は、生年月日だけで決まります。
自分の五行がどう偏っているのかを知っておくと、
体の出方を「性格のせい」や「年齢のせい」で片づけずに済みます。
それは治療ではありませんし、何かが良くなると約束するものでもありません。
ただ、地図があると、現在地がわかります。
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