人の役に立ちたい。でも、仕事の対価をいただくことに心が痛む――紀真が考えたこと

人の役に立ちたい。でも、仕事の対価をいただくことに心が痛む――紀真が考えたこと

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コラム
こんにちは。人生の再出発を応援する「紀真(きま)」です。
今日は「仕事の対価」について、少し考えてみたいと思います。


1.天職と適職、どちらを仕事にするべきか

以前、「仕事にするなら、天職ではなく適職にするべき」という話を聞き、したことがあります。

その理由は、天職が自分にあまりにもぴったりの仕事だと、極端に言えば「この仕事ができるのだから、お金は二の次でいい」と考えてしまうことがあるからだそうです。

なるほど、そういう考え方もあるのかもしれません。

さて、紀真はどうでしょうか。

私は、悩んでいる方のお力になりたいと思って、電話相談などの仕事をしています。

ところが、相談料をいただくことに、どうしても心が痛むことがあるのです。

例えば、電話相談の場合、1分100円とすると、10分で1,000円、30分で3,000円です。
お悩みを抱えている方から、そのお金をいただくことに、少し申し訳なさを感じてしまうのです。

特に、金銭関係のお悩みの場合は、いっそうです。それは紀真自身がよく分かるからです。

ちょっと自分を美化しすぎかもしれませんが(笑)。

でも、先日テレビを見ていて、ふと考えさせられる出来事がありました。

2.思い出の品をよみがえらせる職人さんたち

テレビで紹介されていたのは、何十年も前のジュークボックスを修理する男性と、子どもの頃から大切にしていた古いぬいぐるみを、新品のようによみがえらせる女性でした。

ジュークボックスは、かつて華やかだったお店の思い出が詰まった音楽再生機です。

その修理は、ほかでは引き受けてもらえなかったものだったようです。

また、ぬいぐるみも、持ち主にとっては単なる古いおもちゃではありません。子どもの頃の思い出が詰まった、大切な存在なのでしょう。

私には、修理代金はかなり高額に思えました。

しかし、修理を終えた品物を見た依頼主は、涙を流して喜んでいたのです。
その姿が、とても印象に残りました。

さらに驚いたのは、修理を手がける方々の日頃の準備です。

家電修理の男性は、「こんな部品まで」と思うようなものまでストックしていました。

ぬいぐるみを修理する女性も、さまざまな種類の布や糸などを用意していました。

その仕事の裏側には、確かな技術だけでなく、日頃からの準備や経験の積み重ねがあったのだと思います。

3.紀真が電話相談の対価をいただくことに感じる迷い

先ほど私は、電話相談でお金をいただくことに心が痛むとお話ししました。
でも、テレビを見たあと、少し考えが変わりました。

もしかすると、私が相談料をいただくことに抵抗を感じるのは、相談者さんのお力になれていないのではないか、という自分自身への不甲斐なさがあるからではないか・・・。
そう思ったのです。

つまり、お金をいただくことそのものが問題なのではなく、自分が提供している仕事に、十分な価値を届けられているだろうかという迷いがあったのかもしれません。

4.仕事の価値は、提供する側の気持ちだけでは決まらない

思い出の品を修理する職人さんたちの姿を見て、私は改めて考えました。

仕事の対価とは、単に作業にかかった時間に対して支払われるお金だけではないのでしょう。

そこには、身につけた技術、積み重ねてきた経験、必要な道具や材料を準備する努力、そして依頼した人に届ける価値があります。

もちろん、電話相談と品物の修理は、同じ仕事ではありません。

しかし、相談する方が抱えている悩みに耳を傾け、少しでも気持ちを整理するお手伝いをすることも、私が提供する仕事の一つです。

自分ではまだ十分ではないと感じていても、その気持ちだけで、自分の仕事の価値を決めつけてはいけないのかもしれません。

一方で、相談料をいただく以上、相談者のお話を丁寧に聞き、少しでもお役に立てるよう努めることが大切です。

仕事の対価をいただくことと、相手の役に立ちたいという気持ち。
この二つは、必ずしも矛盾するものではないのでしょう。

5.紀真も、信頼される仕事人を目指して

テレビで見た職人さんたちは、技術を磨くだけでなく、必要な部品や材料も日頃から準備していました。

その姿を見て、紀真も、もっと自分の仕事を振り返らなければと思いました。

電話相談などを通じて、相談者のお話を丁寧に聞くこと。
自分にできることと、できないことを見極めること。
そして、少しでも相談者のお力になれるよう、自分自身も学び続けること。

そうした積み重ねが、仕事への信頼につながるのではないでしょうか。

人の役に立つ仕事をすること。そして、その仕事に見合った対価をいただくこと。

頭では分かっていても、紀真にとっては、本当に難しい問題です。

自分の仕事が、相談してくださった方のお役に立てたのか。それを判断することは簡単ではありませんし、自分の気持ちをうまく言葉にすることも、なかなかできません。

だからこそ、これからも悩み、考えながら、少しずつでも自分の仕事を見つめ直していきたいと思います。

私も、あの家電修理の方や、ぬいぐるみを修理する女性のように、相手に喜んでいただける仕事人になりたいと思います。

そして、人のお役に立つ仕事を積み重ね、その仕事に見合った対価を、胸を張っていただけるようになりたい。

今回、テレビで職人さんたちの姿を見たことが、そんな自分自身の仕事を見つめ直すきっかけになりました。

まだまだ勉強中の紀真ですが、これからもよろしくお願いいたします。


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