親から受け継いだもの、環境から育まれたもの――家族の何気ないエピソードから『自分らしさ』を考えてみる

親から受け継いだもの、環境から育まれたもの――家族の何気ないエピソードから『自分らしさ』を考えてみる

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コラム
今日は土曜日です。

毎週土曜日の朝のお約束は、NHKの朝ドラの今週一週間の放映を見ることです。

実は今回の「ブラッサム」の主人公の女の子の役名が「珠(たま)」ちゃんと言うのですが、我が家の子と名前が同じ。劇中で「珠ちゃん、珠ちゃん」と名前が呼ばれるたびに、我が子への思いや、「紀真自身の不甲斐ない父親の姿」が、くすぐられます。

うちの珠ちゃんの現在は、子どもをたくさん育てているなど、もう「珠ちゃん」ではなく、「珠おばさん」になっています(笑)。

現在、実家から遠く離れた場所で暮らしている珠おばさんは、決して金銭的に裕福ではないのですが、自分の子どもたちが「やりたい」「やってみたい」ということは、快くやらせているそうです。

夜間に運搬の仕事をするなどしながら、仕事と子育て、家事と、大変だと思います。

これは珠おばさん自身が私に言ったことではなく、ある時、妹から聞いたのですが、

「子どもの頃、親に何でもしたいことをやらせてもらったから、親となった自分もそうしないと」

と言っていたそうです。

そのことを思い出しながら朝ドラを見ていると、またスイッチが入ってしまいました(笑)。

よく、「人間の性格や才能を決めるのは、環境か遺伝か」ということが話題になりますが、基本は「遺伝」なのかもしれません。

ただ、その遺伝を開花させる、あるいは遺伝として持っているものを発揮させるのは、まず、その人が外界から受ける刺激、つまり「環境」によるのではないかと、ふと思いました。

これは、あくまでも私の私見ですので、そのようにご理解ください。

分かりやすく言うと、

「子どもの中に、もともと何かに挑戦してみたいという性質があったとしても、それを『やってみなさい』と背中を押してくれる環境がなければ、その性質は表に出てこないかもしれない。反対に、自由に挑戦させてもらえる環境にいれば、その子の持っているものが自然に開花することもある」

というような例を挙げると、分かりやすいかもしれません。

話がまたまた横にそれますが、

妻が小学生のときの、こんな話をしてくれながら笑っていました。

昔の小学校は、土曜日は現在のように休みではなく、「半ドン」と言って、午前中は授業、昼からは休みになるシステムでした。

担任の先生が、土曜日の帰りの時間に何かを勘違いして、

「明日は〇〇だから、忘れないように」

と言ったそうです。

それを聞いた妻の〇〇ちゃんは、家に帰り、翌日になると、ランドセルを背負って、いつも通り学校へ行こうとします。

それを見た母親が、

「今日は日曜日で休みでしょう?」

すると、〇〇ちゃんは、

「だって学校の先生が、『きのう、明日は〇〇だから忘れないように』と言ったんだもん」

と言って、本当に学校へ行ったそうです、笑。

今日は日曜日だということは知っていても、本人は「学校の先生が間違ったことを言うはずがない」と、かたくなに信じていたそうで、妻はその話を笑いながらしてくれました。

そんな頑固さ、というか、馬鹿正直さを受け継いだのは、珠ちゃんではなく、その妹、という話でした。

まとまらない話でごめんなさい。


でも、こうして振り返ってみると、何気ない出来事や、家族から聞いた昔の話の中にも、「その人らしさ」が表れているのかもしれないな、と思いました。

人は、これまで生きてきた中で、さまざまな経験や思いを積み重ねています。

その一つひとつを思い返してみると、自分では当たり前だと思っていたことの中に、大切なものが見つかることもあります。

良ければ、あなたの心にある大事なエピソードを聞かせてください。

何気ない出来事を一緒に振り返ることで、そこから「自分らしさ」に気づくこともあるかもしれません。

紀真は、そんなお話を電話でお聞きしています。




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