今回は、私が実際に車を売却したときに行った「査定方法」についてまとめます。
最終的に、4年乗ったホンダ・ステップワゴン スパーダを360万円で売却することができました。
きっかけは何となく受けたある買取業者の査定でした。
車の売却は3ヶ月くらい先にしようと考えていた時期です。
査定の結果、「今なら約350万円で買い取る」ということだったので、比較や査定方法を工夫したことで、結果的にさらに10万円高い金額で売却できたことになります。
もちろん、車種や年式、走行距離、中古車市場の状況などによって査定額は変わります。
そのため、
「この方法を使えば必ず高く売れる」
というわけではありません。
ただ、今回実際にやってみて、
「1社だけで決めず、複数社が公平に競争できる状況を作ること」
は非常に大切だと感じました。
まずは1社で査定して相場を知る
私が最初に行ったのは、車買取店で査定を受けることでした。
そこで提示された金額は約350万円。
正直、
「4年乗った車で350万円なら、もう売ってもいいのでは?」
とも思いました。
しかし、その場では契約しませんでした。
理由は単純で、
1社だけでは、その査定額が本当に高いのか分からない
からです。
最初の査定は、売却先を決めるというより、
自分の車の現在の相場を知るため
と考えるとよいと思います。
MOTAで一括査定サービスを利用する
次に利用したのが、車の一括査定サービスです。
私はMOTAを利用しました。
一括査定のメリットは、複数の買取会社から査定を受けられることです。
MOTAのメリットは、査定した上位5社の価格がわかり、さらに3位までの業者からしか連絡が来ません。
そのため、電話ラッシュでストレスを抱える心配がありません!
車の買取価格は、同じ車でも会社によって違います。
その理由としては、
・その車種を欲しい顧客がいる
・店舗の在庫状況
・販売ルート
・海外輸出の需要
・会社ごとの得意車種
などがあります。
つまり、
「車の価値」そのものが変わるというより、「その車をいくらで買いたいか」が会社によって違う
ということです。
だからこそ、複数社を比較する意味があります。
査定は別々ではなく「合同査定」にした
私は、複数社に別々の時間に来てもらうのではなく、
同じ日時に集まってもらう合同査定
を行いました。
例えば、
13時 A社
14時 B社
15時 C社
という形ではなく、
13時にA社・B社・C社へ同時に来てもらう
という方法です。
この方法には大きなメリットがあります。
それは、
各社が「他社も本気で買いに来ている」と分かること
です。
こちらから、
「もっと高くしてください」
と何度も値上げ交渉をしなくても、自然に競争が生まれます。
他社の査定額は伝えない
査定を受ける中で意識したのが、
他社の査定額を伝えないこと
です。
例えば、
「A社は350万円でした」
とB社に伝えると、
B社は351万円や352万円を提示すれば勝てると考える可能性があります。
本当は360万円まで出せる会社だったとしても、です。
そのため私は、
「他社はいくらですか?」
と聞かれても、具体的な金額は伝えませんでした。
各社には、
自社として出せる最終金額を提示してもらう
という形にしました。
希望金額も先に言わない
同じ理由で、
「360万円なら売ります」
というような希望額も伝えませんでした。
もし本当は370万円まで出せる会社だったとしても、
こちらが360万円と言えば、
360万円前後で交渉が終わる可能性があります。
もちろん、状況によって希望額を伝えた方がよいケースもあると思います。
ただ今回の私は、
先に金額の上限も作らない
ことを意識しました。
「査定額」ではなく「最終手取り額」で比較する
もう一つ重要なのが、
最終的に自分の口座へいくら振り込まれるのか
で比較することです。
例えば、
査定額360万円
と提示されても、
手数料やその他の費用が差し引かれるのであれば、実際の手取りは360万円ではありません。
そのため私は、
諸費用を含めた最終手取り額を提示してください
という形でお願いしました。
比較する数字を揃えておくことで、
「A社は高く見えたけれど、実際の手取りではB社の方が高かった」
ということを防げます。
最終金額は名刺に書いてもらう
口頭ではなく、
最終金額を書いて提示してもらう
ことも行いました。
今回は、名刺の裏に、
「最終手取り額 ○○万円」
という形で記載してもらいました。
そして各社が査定を終えた段階で、一斉に金額を確認しました。
この方法なら、
「他社が360万円なら、うちは361万円にします」
という後出しになりにくくなります。
できるだけ公平な条件で比較するために行いました。
査定前にPRシートも作成
査定士へ車の状態を正確に伝えるため、A4用紙1枚(両面)のPRシートも作成しました。
内容は、
・ワンオーナー
・修復歴なし
・禁煙車
・ペット同乗なし
・整備状況
・タイヤ交換時期
・バッテリー交換時期
・コーティング施工歴
・主な装備
・スマートキーの本数
などです。
ここで重要なのは、
「すごくきれいです」「大切に乗りました」などの主観ではなく、確認できる事実を書くこと
だと思います。
PRシートを作ることで、複数の査定会社へ同じ情報を正確に伝えることができました。
私の場合、ChatGPTに情報を入力してプロ並みのPRシートを作りました。
査定前に車内外をきれいにした
査定前には、専門店で車内外をクリーニングしてもらいました。
もちろん、
洗車したから査定額が必ず上がる
とは言えません。
ただ、
・荷物だらけ
・車内が汚れている
・臭いが強い
という状態より、
車の状態を確認しやすい状態で査定してもらう方がよいと考えました。
また、自分自身も、
「ここまで準備したので、納得できる金額で売りたい」
という気持ちで査定に臨むことができました。
洗車専門店に依頼しなくても、洗車機で洗車し内装の掃除を軽くするだけで十分だと思います。
夏場だったので査定士への熱中症対策も
合同査定を行ったのは8月でした。
屋外で長時間車を確認していただくため、
冷えた麦茶のペットボトルと塩分補給用のタブレット
を準備しました。
査定額を上げてもらうためではありません。
単純に、
暑い中で査定していただくことへの感謝
として用意しました。
査定する側も人です。
お互いに気持ちよく取引できる環境を作ることも大切だと思います。
説明内容を忘れないよう記録も残した
査定や契約では、短時間に多くの説明を受けます。
そのため私は、後から内容を確認できるよう、自分用の記録も残しました。
特に、
・契約後に減額される可能性
・入金日
・車の引渡し
・名義変更
・必要書類
などは、後から確認できる状態にしておくと安心です。
※録音等を行う場合は、利用目的や状況に応じて適切に判断してください。
最終的に360万円で売却
合同査定の結果、最も高い会社から提示された金額は、
360万円
でした。
最初に受けた査定は約350万円だったため、
**10万円の差**
が生まれたことになります。
しかも、新車購入時に約330万円かかっているのに
購入金額より30万円も高く売却することができました!!
私は、
「あと5万円上げてください」
「他社より高くしてください」
と強く交渉したわけではありません。
今回行ったのは、
複数社が公平に競争できる環境を作ったこと
でした。
今回の経験から感じた査定のポイント
今回、実際に車を売却して重要だと感じたのは、
1社だけで即決しないこと
です。
車は同じでも、売却先によって価格が変わる可能性があります。
私が次に車を売るときも、
複数社へ査定を依頼する
↓
合同査定にする
↓
他社の査定額を伝えない
↓
最終手取り額を書面で提示してもらう
↓
金額と契約条件を比較する
という流れで進めると思います。
車は人生の中でも高額な資産の一つです。
数万円、場合によっては数十万円の差が出ることもあります。
少し手間はかかりますが、
「どこへ売っても同じ」と思わず、一度比較してみること
をおすすめします。
私自身、この方法を実践したことで、納得できる形で愛車を手放すことができました。
車の売却を考えている方の参考になれば幸いです。