こんばんは、占い師の綾瀬陽菜(あやせ ひな)です。
今日は、こんなお悩みを想定してリーディングしてみました。
会社で中間管理職として働いている男性。
上司から求められることと、部下から求められることの間に挟まれ、どちらにも応えようと頑張っているうちに少し好かれてしまった。
『このまま今の会社で頑張り続けるべきなのか』
『それとも、違う働き方を考えた方がいいのか』そんなお悩みを想定しました。
今回はカードを引く前に、まずこの相談を読んだ瞬間に私が感じたことを、そのまま残してみました。
最初に浮かんだのは
『とても優しく、思いやりのある方。自分のことより、相手のことを優先してしまう人なのではないか』
という人物像でした。
そしてもう一つ、理由を考えるより先に
『この方は、誰かの方針に合わせて働き続けるより、自分で仕事を動かす働き方が合うのではないか。自営や個人事業という道もありそう』
という感覚がありました。
前者はその方の人物像として浮かんできたインスピレーション。
後者はこれからの仕事の方向性として感じた直感に近いものです。
ただ、私はここで答えを決めません。
最初に感じたことと、タロットが示すものが重なるのか、それとも、カードからまったく別の視点が見えてくるのか、ここからカードを展開しました。
出たカードは
・ワンド6(正位置)
・皇帝(正位置)
・太陽(逆位置)
カードを見てまず感じたのは
『この方は、今の会社でもきちんと信頼されている』
ということでした。
周囲かも評価され、人をまとめる力も持っている。
部下を引っ張っていく力や責任感もあり、決して『今の仕事ができないから苦しい』という状態ではなさそうです。
むしろ、できる人だからこそ、いろいろなものを背負ってしまっているのかもしれません。
そして、皇帝のカードを見たとき
『そろそろ自分で決断をるし時期なのではないか』
と感じました。
周囲がどう思うか、会社が何を求めているのか、それだけではなく
『自分はこれから、どう働きたいのか』
を自分自身で決めていく。
そんな強さを求められているように感じます。
ここまでは、カードを引く前に感じていたこととも重なりました。
でも、最後に出ているのは太陽の逆位置。
私は最初、このカードから『今の場所を離れることで未来が開けるのでは?』と強く感じました。
ただ、そこで一度止まりました。
直感だけなら、そのまま『辞めた方がいい』と読んでしまうかもしれません。
でも、本当にそうなのか?
太陽が逆位置で出ている今の状態から、もっと自分らしく仕事をし、太陽を正位置の方向へ近づけていくためには何が必要なのか。
ここでもう一枚、カードを引いてみました。
出たのは
ペンタクルのキング(正位置)
このカードを見たとき、最初に感じていた
『自分で仕事を動かす働き方』
という感覚が、もう一度繋がりました。
自分の判断で仕事を動かし、自分自身で安定した仕事や収入の基盤を築いていく。将来的には、自営や個人事業などもこの方にとって一つの選択肢になるのかもしれません。
でも同時に、ここで大切なのは『今すぐ勢いで会社をやめること』ではないとも感じます。
自分で仕事をするなら、気持ちだけではなく現実的な基盤も必要です。
これまで積み重ねてきた経験、周囲から得てきた信頼、人をまとめる力。
そして、仕事や収入を安定させるための準備。
それらをきちんと整えながら
『自分が主体となって働ける道』を考え始める。
それが今回のカードから受け取った答えです。
今回のリーディングでは、最初に感じた直感やインスピレーションとカードが重なる部分がありました。
でも、同時に
『辞めればいい』というところまで一気に進まず、現実的な準備が必要という、別の視点もカードから受け取ることができました。
私は、直感で感じたことをタロットに証明してもらいたいわけではありませんが、最初に感じたものとカードを照らし合わせながら、重なるところも、違うところもそのまま見ていく。
そうすることで、一つの強いイメージしてだけに引っ張られず、相談者さまが本当に知りたい『答え』に近づいていけたらと思っています。
そして答えをお伝えして終わるのではなく
『では、ここからどうしたらいいのか』までを一緒に見ていく。
そんなリーディングをこれからも、一件ずつ丁寧に届けていきたいと思います。
綾瀬陽菜♦︎Amulet