#4 【準備編】はまたい流会社の辞め方

#4 【準備編】はまたい流会社の辞め方

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こんにちは、はまたいです。Podcast第4話を公開しました!

この番組は、フリーランスとして世界を旅するエンジニアが、旅先での経験や教訓をもとに考えたことを残していくポッドキャストです。

第4話は準備編、「はまたい流、会社の辞め方」というテーマでお届けしました。初めて外出先のカフェで収録したのですが、さすがにエスプレッソマシーンの爆音にはShureのマイクも負けて雑音が混じってます。

かなり聞きづらい音声になっていますが、ご容赦ください。。。次回以降、収録環境には注意します。Podcast配信初心者として温かく見ていただければと🙏

さて、本題に入ります。今回は世界一周するにあたってそれまでの準備を振り返る中で、 「そういえば会社を辞めてきたな。。」と思い、せっかくなので僕が考える会社の辞め方について書いていきます。

旅に出る方以外にも、今は大転職時代で会社を辞める人が増えていると思うので、 その中の一人がどういう辞め方をしたのか、という一つのサンプルとして読んでください。

では、まずは結論から。

結論 : 辞めやすい状態を日々作っておく

まぁ、元も子もないですが、日々の積み重ねが大事、、ということですね。

そもそも始めることより辞めることの方が難しい。新しいことを始めるのは特に負荷がかからないですが、 長くやっていることにはサンクコストもかかりますし、 他の人への影響も出てくるので、辞める行為そのものが難しくなっていきます。

身も蓋もないんですが、 日々会社の中で徳を積んでおいて、円満に辞めやすい状態を作っておきましょう、というのが今日の話の結論です。

僕はこれまで3回、会社を辞めた経験があります。その経験の中で「会社の辞め方」を自分なりに体系化してみたので、今日はそれを共有していきます。

自己紹介:3回の退職経験

まずは自分の退職履歴からw

新卒で入った会社は半年で辞めています。4月入社で10月末退職、これが一番早すぎて、あまり円満とは言えない辞め方をしてしまった一つの失敗例です。

2社目は1年間働いて辞めました。

3社目は一番長くて、2年半働いて辞めて今に至ります。どれも退職代行は使わず、自分の手で、直接退職の意思を伝えて、辞めています。

ただもし今すごく病んでいるような状況であれば、退職代行を使ってサクッと辞めるのも全然ありだと思っています。ここ数十年、日本の市場はかなりの売り手市場なので、会社を辞めて次の仕事がないということは本当にないです。20代であれば転職はかなりスムーズにできると思います。

自分が1社目から2社目への転職の時はリクナビNEXTとかWantedlyあたりで仕事を探していました。「第二新卒」の枠とかもあるので仕事なら沢山あります。

海外の就職事情も色々聞きますが、アメリカやイギリスでは超優秀な学生でもインターンや就職で苦戦するケースが多いようです。それに比べると、日本の就職市場は本当にイージーゲームだと感じています。

1社目:半年で辞めた失敗談

新卒で入った会社はかなりの大企業で、全国・全世界に支社がある会社でした。それを半年で辞めるというのは、当時「前代未聞の早さ」と言われるくらいでした。

実務経験もほとんどないまま、研修だけ受けて辞めたような形だったので、直属の上司に伝えたときも最終的には応援してもらえたものの、最後まで完全には納得してもらえませんでした。

上司の上司、そのまた上司と、いろんなところに話を通してやっと理解を得る、、という大企業特有の大変さがありました。

これを教訓に、2社目からは「最低でも1年間はいよう」と決めました。

2社目:契約更新タイミングでの退職

2社目はSES(客先常駐)の会社でした。

配属先との契約は3ヶ月や半年単位が多く、その契約更新のタイミングを見計らって辞めるのが一番無難だと感じていました。

1年間在籍し、次の転職先が決まったタイミングで、1ヶ月半くらい前に退職を伝えました。転職活動は裏で並行して進めていました。

3社目:3ヶ月前から調整した円満退職

3社目は2年半在籍した、自分でもすごく好きな会社でした。

辞めると決めてからは3ヶ月以上前から伝えて、参画しているプロジェクトの調整を上司にしてもらいました。

長いスパンで考える新規開発のプロジェクトではなく、保守運用的な比較的落ち着いた案件に徐々に移してもらうことで、抜けやすいタイミングを作ってもらった形です。

仕事は人生の目的ではなく手段

僕にとって仕事は、生きるための手段でしかありません。エンジニアになった理由も、当時の市場でお金が稼ぎやすくて、経験を積んで結果を出せば場所に縛られず働けそうだったから、というくらいのドライな理由です。

自分がやりたいことは、旅を自由にすることや友達と遊ぶこと、キャンプすることのような娯楽的なことで、それを実現する手段として仕事がある、と考えています。

賛否あるかもしれませんが、RPGゲームみたいに捉えています。経験値積んで、ゴールド獲得して、そのゴールドで武器と防具買って、仲間集めて、ボスを倒しにいく。。。みたいな感じです。

あと「会社に申し訳ないから転職を思いとどまる」、というのはナンセンスなんじゃないかなぁぁと自分は思いますね。

方法論①: 相談ではなく報告にする

ここから、僕が考える会社の辞め方の方法論です。

一番大事なポイントは、上司に辞めることを伝えるときは、「相談」ではなく「報告」にすることです。

「辞めようと思っているんですけど、どうすればいいですか?」という相談は絶対NGです。会社側からすると、その人を引き止める以外の選択肢がなく、その後も辞めたい人だなというマイナスの印象しか残りません。

辞めたい理由が「今の案件・プロジェクトが合わない」ということなら、案件を変えてもらう相談をするのが一番です。辞めるという結論に飛躍した相談は、誰も得をしません。

報告する際は、最低でも1ヶ月前には伝えた方が円満に進みます。

「次の転職先が決まりました。何月何日から働き始めるので、何月何日まではこちらの環境にいます」という事実ベースでドライに簡潔に伝えるのが一番です。

方法論②: 決済権のある人に直接伝える

できれば、決済権のある人に直接伝えるのが望ましいです。ちょっと上の先輩ではなく、チームリーダーやマネージャー、小さい会社なら社長に直接。

決済権のない人に相談しても意味がなく、間接的にマネージャーへ伝わる過程でほぼ間違った伝わり方をしてしまいます。

伝える場所は、定期的な1on1があればそこで、なければ時間をもらうのがおすすめです。関係性がまだ薄い場合は、「話したいことがあるんですけど」というDMでも十分に察してもらえます。

方法論③: 入社時に辞める時期を決めておく

入社した時点で「この会社には何年いる」というのを決めて、そこから逆算してプランを立てておくことが大事です。

終わりを決めずにずるずる続けて、いきなり「辞めます」というのが一番無策です。この会社で得られることをリストアップして、それを得られたら次に行く、というくらいの決め方でいいと思います。

これも一種の人生ドラクエ化マニュアルの一つですね。

方法論④: 出世街道を歩まない

僕が意識していたのは、出世街道を歩まないことです。転職ありきの時代なので、出世で給料を上げるメリットは薄れてきていると感じています。転職なら年収100〜200万円上がることもザラにありますが、社内昇給だと年間12万円(月1万)上がれば万々歳って感じですよね。

ただ「出世街道を歩まない=仕事を真面目にしない」、ではありません。

自分のタスク以上の結果は出し続けます。

ただ、昇進の話が来たときはいろいろ理由をつけて断り、マネージャーやリーダーのポジションにはならず、現場で開発を続けるという働き方をしてきました。

方法論⑤: 属人性の高い仕事を作らない

自分にしかできない属人性の高い仕事を作らない、あるいは引き受けないことも意識してきました。

自分の仕事の20〜30%くらいを、徐々に他の人でもできるようマニュアル化して渡していく。これをやっておくと、有給を取りたいときも困りませんし、辞めやすい状態も作れます。

極端な話、CEOが急にいなくなっても会社は回り続けます。自分が辞めたところで、その座は必ず誰かが埋めます。「自分がいないと回らない」という申し訳なさは迷信なので、あまり考えなくていいと思っています。

日々徳を積む: 具体的な行動

会社を辞める作業の前にそもそも大事なのが、日々の積み重ねです。

具体的には:

- 挨拶を元気に、笑顔でする。(意外とできていないエンジニアが多いので、これだけで印象が良くなります)

- デスク周りやオフィス全体の掃除、ゴミ捨てをする。

- 自分のチーム以外のメンバーとも会話して、横のつながりを作る。ハブになって、色んな人、色んなチームの課題を解決する。

特に入社して最初の3ヶ月は大事です。プライマシー効果というやつで、第一印象はなかなか覆りません。最初の3ヶ月でしっかりやることが、その後の信頼や動きやすさにつながります。

おわりに

まとめると、日々徳を積んで良い印象を作り、自分の仕事をマニュアル化しながら裏で転職活動をして、最終的には相談ではなく報告として伝える。

この積み上げ方式でやっていれば、会社や上司も「今までいろいろやってくれてたし」と、温かく送り出してくれることが多いんじゃないかなと思います。

正直、今日話した内容も自分が当時100%できていたかというとそうではなく、7割くらいは後から振り返って思うことです。

これから会社員をすることがあっても、意識していきたいなと思っています。転職先で悩んでいる、会社を辞めたいけどどうしたらいいか分からない、という相談も気軽にしてください。



準備編はもう少し続く予定です。あと3〜4エピソードほど準備編を撮った後、台湾→アメリカ→メキシコという世界一周のタイムラインに沿った旅編に入っていく予定です。

旅編が気になる方は、そちらが始まってから読んでいただいても大丈夫です。
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