Googleフォームは、回答が集まると自動で円グラフや棒グラフを作ってくれます。手軽で便利ですが、報告書や会議資料に使おうとすると、物足りない場面がよくあります。この記事では、Googleフォームの集計でつまずきやすい5つの点と、回答をExcelに出して解決する方法をまとめます。
■ 1. 属性別に比べられない
自動のグラフは設問ごとの全体の割合だけです。「1年生と3年生で満足度が違うか」「年代別にどう違うか」は表示されません。回答をスプレッドシートかCSVで出し、Excelで属性の列と設問の列をかけ合わせた表(クロス集計)を作ると比べられます。COUNTIFS関数を使えば、元データを直したときに表も自動で更新されます。
■ 2. 複数選択の設問が数えにくい
チェックボックスの設問は、1つのセルに「A, C」のようにまとめて入ります。そのまま並べ替えても数えられないので、選択肢ごとに「含まれているか」を判定する列を作ると、選択肢ごとの件数と割合が出せます。
■ 3. 自由記述が読み切れない
自由記述は一覧で並ぶだけです。件数が多いと全部読むのが大変で、報告では「こんな声がありました」と数件を拾うだけになりがちです。内容ごとに分類の基準を決めて1件ずつ分類すると、「施設への要望が○件」のように件数で示せます。迷う回答は無理に分けず、「要確認」として残しておくと後で説明しやすくなります。
■ 4. 締め切り後の回答や重複がまざる
回答期限を過ぎてから届いたもの、同じ人が2回送ったものも、自動のグラフにはそのまま含まれます。タイムスタンプの列で期限内かを判定し、名前やメールアドレスで重複を確認してから集計すると、数字の根拠がはっきりします。
■ 5. 報告書に貼るとグラフが見づらい
自動のグラフは見出しや並び順を細かく変えられません。Excelで作り直すと、選択肢を「とても満足→とても不満」の順にそろえたり、単位や見出しを報告書に合わせたりできます。
■ 自分で集計したい方へ
選択式の設問なら、回答を貼り付けるだけで件数・割合・属性別の割合が出るExcelテンプレートを、コンテンツマーケットで販売しています(1,000円)。
■ おまかせしたい方へ
回答200件・選択式10問までの集計表と設問ごとの棒グラフ、自由記述1問の分類(分類の基準表つき)を、基本料金8,000円でお受けしています。回答のスプレッドシートかCSVをお送りいただければ、上の5つの点も確認したうえで集計します。