一日の始まり方は、その日一日の質を、思っている以上に左右します。
特に、目が覚めてからの最初の5分。
ここが、一日の中でいちばん静かな時間です。
目覚めた直後は、心がまっさらです
眠っているあいだ、頭の中は日中のさまざまな情報から離れています。
目覚めた直後の数分間は、その静けさがまだ残っている、貴重な時間です。
ここでスマートフォンを手に取ってしまうと、静けさはあっという間に流されていきます。
誰かの言葉、誰かの出来事、誰かの予定。
自分の一日が始まる前に、他の人の一日が先に入ってきてしまうのです。
急いで見なくてもいいものが、ほとんどだと思います。
まずは、深呼吸を三回
朝、目が覚めたら、すぐに起き上がらずに、布団の中で深呼吸を三回してみてください。
吸う息とともに、今日という新しい一日を受け取る。
吐く息とともに、昨日までの疲れを手放す。
それだけで、心の土台が静かに整っていきます。
うまくできなくても大丈夫です。
数えられなくなったら、また一から数えればいいのです。
「今日、大切にしたいこと」をひとつ
深呼吸のあとに、今日ひとつだけ大切にしたいことを、心の中で決めてみてください。
「今日は焦らず過ごそう」
「今日は自分にやさしくしよう」
大きな目標である必要はありません。
そのひとことが、一日を通して、あなたを静かに支える軸になります。
決めたことを忘れてしまっても、責めないでください。
思い出せた時点で、その日はもう戻ってきています。
5分の余白が、一日を変えます
たった5分の違いですが、その積み重ねは、一週間、一ヶ月、一年という単位で見たとき、驚くほど大きな差になっていきます。
忙しい朝ほど、この5分を先に確保してみてください。
早起きが必要だと思われるかもしれませんが、起きる時刻を変えなくても、スマートフォンに手を伸ばす順番を変えるだけで、5分は生まれます。
もし、朝のうちに届いている言葉を一緒に読み解いてみたいと思われましたら、いつでもお声がけください。
けれど、その5分をどう使うかは、あなたが決めることです。
Le Clair(ルクレ)より