## はじめに
「ChatGPTって、文字を入力しないと使えないの?」
「スマホに話しかけるだけでも質問できる?」
「AIと普通に会話するみたいに話すことってできるの?」
ChatGPTを使い始めたばかりの方は、こんな疑問を持つことがあるかもしれません。
実はChatGPTには、キーボードで文字を打たなくても、声で話しかけて使える機能があります。
これまでの記事では、ChatGPTで画像を作る方法や、ChatGPTに画像・スクリーンショットを見てもらう方法をご紹介してきました。
今回はさらに入力方法の幅を広げて、ChatGPTと「声」でやり取りする方法をご紹介します。
## ChatGPTの音声機能とは?
ChatGPTの音声機能とは、文字を入力する代わりに話しかけることで、ChatGPTとやり取りできる機能です。
実はChatGPTの音声機能には、大きく分けて2つの種類があります。
1つ目は「音声入力(ディクテーション)」です。これは、話した内容を文字に変換してくれる機能で、変換された文章はそのまま送信前に確認・修正できます。
2つ目は「音声会話」です。こちらは実際に会話するように、ChatGPTに話しかけて、声で返事を聞ける機能です。会話をしながら文字でも内容を確認できるのが特徴です。
「音声入力」は文字を打つ代わりに声を使うイメージ、「音声会話」はChatGPTと会話そのものを声でおこなうイメージ、と覚えておくとわかりやすいです。
なお、細かい仕様や名称は今後のアップデートで変わる可能性があるため、実際に使う際はアプリ内の表示を確認してみてください。
## 文字で使う場合と何が違う?
文字入力と音声、それぞれに向いている場面があります。
**文字入力が便利な場面**
- 長い文章を正確に入力したい
- 回答をじっくり読みたい
- 周囲に人がいて声を出しにくい
- 内容を文字として確認しながら進めたい
**音声が便利な場面**
- 文字入力が面倒に感じる
- 手が離せない状態
- アイデアをすぐに話したい
- 会話をしながら考えを整理したい
- 語学練習などで実際に声を使いたい
どちらが優れているというものではなく、場面によって使い分けると、ChatGPTがより便利な相棒になります。
## ChatGPTと音声で会話する基本的な方法
スマートフォンアプリでの大まかな流れは、次のとおりです。
1. ChatGPTアプリを開く
2. 画面内にある音声関連のアイコンをタップして、音声会話を開始する
3. 初めて利用するときは、マイクへのアクセスを許可し、声の種類を選ぶ
4. ChatGPTに話しかける
5. ChatGPTの回答を声で聞き、そのまま追加で質問する
会話中でも、話の途中で割り込んで質問したり、話題を変えたりできるようになってきています。
ただし、アイコンの位置や名称、画面構成はアップデートによって変わることがあります。本記事の内容が将来もそのままとは限らない点にご注意ください。最新の操作方法は、ChatGPTアプリ内の表示やOpenAI公式のヘルプページで確認するのがおすすめです。
## ChatGPTの音声機能の便利な活用例7選
**1. 思いついたアイデアをそのまま話す**
頭に浮かんだことを文章に整理する前に、そのままChatGPTに話しかけ、「今話した内容を整理して」とお願いする使い方です。
**2. 今日の予定を整理する**
その日にやるべきことを声で話し、優先順位をつけてもらう使い方です。なお、ChatGPTがあなたのカレンダーを自動的に把握しているわけではないため、予定の内容は自分で伝える必要があります。
**3. 語学学習に使う**
「簡単な英会話の練習相手になって」のようにお願いすれば、語学学習にも活用できます。ただし、発音の判定精度などは常に完璧というわけではないため、あくまで練習の補助として使うのがおすすめです。
**4. アイデアの壁打ちをする**
仕事や副業、ブログ、企画などについて、ChatGPTと会話しながら考えを整理する使い方です。
**5. 難しい内容を会話形式で教えてもらう**
分からないことについて「もっと簡単に説明して」「具体例を出して」「小学生でもわかるように説明して」と聞き返せます。
**6. 家事などをしながら使う**
料理や片付けなど手が離せない場面でも、声だけでChatGPTとやり取りできます。ただし、運転中の操作は安全のためおすすめできません。
**7. 考えを整理する**
自分の考えていることを話し、「今話した内容を3つのポイントに整理して」とお願いすれば、頭の中を整理する手助けになります。
## 仕事で使うならこんな方法も便利
- 会議前に考えを整理する
- プレゼンの練習をする
- アイデア出しをする
- ブログやSNS投稿の構成案を考える
- 営業トークの練習をする
- 質問への受け答えを練習する
なお、会社の機密情報や顧客情報など、外部に漏れると困る内容は、音声・文字を問わず不用意に話さないよう注意しましょう。
## 音声機能を上手に使う3つのコツ
1. **最初に目的を伝える**:「今からブログのアイデアについて話すので、最後に要点をまとめてください」のように伝えると、話がまとまりやすくなります。
2. **一度に全部話そうとしない**:区切りながら話すことで、ChatGPTも受け取りやすくなります。
3. **追加質問を活用する**:一度で理解できなくても、遠慮せず聞き返しましょう。
## 音声機能を使うときの注意点
- 個人情報や会社の機密情報は、音声でも不用意に話さない
- 周囲に人がいる場所では、内容が聞こえてしまう可能性がある
- マイクへのアクセス許可が必要になる
- 音声認識が誤って変換されることがある
- 固有名詞や専門用語が正しく認識されない場合がある
- ChatGPTの回答が常に正しいとは限らない
- 医療・法律・金融など重要な判断は、AIの回答だけに頼らない
- 通信環境によって、応答の速さや使い心地が変わることがある
また、音声でのやり取りは、内容が文字の記録として保存される場合があります。プライバシーや設定について詳しく知りたい場合は、ChatGPTアプリ内のプライバシー設定や、OpenAI公式のヘルプページを確認することをおすすめします。
## どんな人に音声機能がおすすめ?
- スマートフォンでChatGPTを使うことが多い人
- 長い文章を入力するのが面倒に感じる人
- アイデアを口頭で整理したい人
- 語学練習をしたい人
- ChatGPTをもっと気軽に使いたい人
## まとめ
ChatGPTは、文字を入力して使うだけでなく、声を使って会話することもできます。
音声機能をうまく取り入れることで、ChatGPTを気軽な相談相手や、アイデア整理の相手として活用しやすくなります。もちろん、ChatGPTは人間の代わりになるものではなく、あくまで頼れる道具のひとつです。
まずは移動中や家事の合間に、簡単な質問をひとつ、声でChatGPTに話しかけてみてはいかがでしょうか。