ペライチは、画面を見ながらブロックを並べていくだけでホームページを公開できます。早くて手軽です。そのぶん、画面に映らない設定は後回しになりやすいです。
ホームページの速さやつくりを見る仕事をしていると、ペライチのページで「ページ情報編集」がほとんど手つかずのまま公開されているのをよく見かけます。見た目はきちんと仕上がっているのに、です。
ページ情報編集で入れた内容の多くは、ページの「head」という部分に書き込まれます。画面には出ません。そのかわり、Googleの検索結果、LINEやSNSでURLを送ったときのカード、ブラウザのタブに出ます。お客さんがホームページを開く前に目にする場所です。
最低限、次の6つは見ておいてください。
1. ページ名
検索結果の見出しと、ブラウザのタブに出ます。「ホーム」や屋号だけになっていたら、店名・何のお店か・地域の3つを入れます。たとえば「〇〇整体院|大崎市古川の腰痛・肩こり」。ページが複数あるなら、ページごとに変えます。全部同じ名前だと、検索結果でどれがどのページか見分けがつきません。
2. ページの説明文
検索結果で、見出しの下に出る文の候補になります。Googleがそのまま使わないこともありますが、空欄だとページの中から適当な部分が切り取られます。誰に、何を、どこで、を2文くらいで書きます。
3. 「検索エンジンに表示させないようにする」のチェック
いちばん怖いのがこれです。チェックが入っていると、Googleに載せないでくださいという合図がページに入ります。作っている途中にチェックして、公開するときに外し忘れる。「いくら待っても検索に出てこない」と思ったら、まずここを見てください。
4. ファビコン
ブラウザのタブやブックマークに出る小さな印です。32×32ピクセルのpng画像を1枚用意すれば設定できます。スマホでタブをたくさん開く人ほど、ここで見分けています。
5. OGP(SNSシェア設定)
LINEやFacebookにURLを貼ったとき、カードに出る画像と文です。お客さんが友達に「ここ良かったよ」とURLを送ったとき、相手が最初に見るのはこのカードです。
6. Search Consoleとの連携
Googleがページをどう読んでいるか、どんな言葉で検索結果に出ているかを見る道具です。ページ情報編集の「Analytics / Search Console」のタブからつなげます。
ここまでは、どのお店でも入れておきたいものです。
■ レギュラープラン以上なら、もう一歩
レギュラー・ビジネス・プロフェッショナルのプランには「タグの埋め込み」があり、headの中に自分でコードを足せます。使えるタグは meta・script・style・link・noscript です。
ここに入れておく価値があるのが、店名・住所・電話番号・営業時間を、Googleが読み取りやすい決まった書式で書いておくものです(構造化データと呼ばれます)。入れたから順位が上がる、というものではありません。お店の情報を取り違えられにくくするためのものです。
■ ここは、触るときに気をつけてください
タグの埋め込みは便利ですが、ペライチのヘルプにも「埋め込むタグによっては、ほかの機能と干渉してうまく表示されない場合がある」「入力するタグの詳細はサポートできない」と書かれています。
もうひとつは速さです。headに置いたscriptは、置き方によっては、文字や写真を出す前にその読み込みを待たせます。広告の計測タグ、チャット、外部の予約ツール。便利なものを1つずつ足していくうちに、スマホで開くまでの時間が少しずつ伸びていきます。どのタグがどれだけ待たせているかは、画面を眺めていても分かりません。そこは測るしかありません。
■ 自分で確かめる方法
パソコンで自分のページを開き、右クリックから「ページのソースを表示」を選びます。出てきた文字の中を、Ctrl+Fで次の言葉で探してみてください。
・<title> … ページ名
・description … 説明文
・og:image … SNSのカードの画像
・noindex … これが見つかったら、検索に載せない設定が入っています
スマホなら、自分のURLを自分宛てにLINEで送ってみるだけでも、カードの見え方が分かります。
■ 私にできること
ココナラで、ホームページの表示速度の診断を出品しています。ペライチのページもお受けしています。実際に測って、何が重さの原因か、どこから直すと効くかを順番をつけてお返しします。上のheadの設定も、気になる点があればあわせてお伝えします。
ペライチで作られたホームページで、ページが送るデータ量を約69%減らしたことがあります(お客様のお名前・URLは非公開です)。
順位の保証はしません。順位を決めるのはGoogleで、私が約束できるものではないからです。