「◯◯座は情熱的」で終わらせない——出生図には10天体あります

「◯◯座は情熱的」で終わらせない——出生図には10天体あります

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雑誌やアプリで見る「今週の◯◯座」の◯◯座は、**太陽の星座**のことです。

太陽は出生図の中心にある大切な天体です。ただ、出生図には**10の天体**があります。太陽星座だけを見るのは、10ある情報のうち1つだけを見ている状態です。

同じ星座に生まれた人が全員似ているように感じないのは、当然のことだと思います。

10天体は、それぞれ違うことを担当している

ざっくり言うと、こういう分担です。

太陽  意志、人生の方向、「こうありたい
月  感情、安心の条件、素の反応 
水星 思考、話し方、情報の扱い方 
金星 愛し方、好み、心地よさの基準 
火星 行動、怒り、欲しいものの取りに行き方 
木星 広がり、幸運、過剰になりやすい方向 
土星 制限、責任、時間をかけて身につくもの 
天王星・海王星・冥王星  世代的な傾向と、深いところの変容 

たとえば太陽が牡羊座(始めるのが早い)なのに、月が牡牛座(変化を好まない)という組み合わせは、実際によくあります。この人は「決断は早いのに、動き出すまでが長い」という、一見矛盾した性質を同時に持ちます。

太陽星座だけを見ていると、この矛盾はまったく見えません。

ハウス ——「どの領域で」が決まる

天体が「何を」担当するかに対して、ハウスは「人生のどの領域で」それが起きるかを示します。12の部屋があり、仕事、家庭、恋愛、学び、人間関係……と担当が分かれています。

ここが効きます。たとえば第1〜第4ハウス(自分自身・持ち物・身近な環境・家庭)に天体がひとつもなく、第10ハウス(社会的な立場)に4天体が集まっている図があるとします。

これは「感情の安定が、世の中での役割と直結している」という読み方になります。仕事がうまくいっていない時期に、家に帰って切り替えることが構造的に難しい。逃げ場が薄い図です。

こういうことは、太陽星座からは絶対に出てきません。

 アスペクト——天体どうしの関係

さらに、天体は互いに角度を作ります。0度(合)、90度(スクエア)、120度(トライン)、180度(オポジション)など。

角度が正確であるほど強く働きます。私は鑑定書にorb(角度のズレ)を数値で書くようにしています。たとえば「火星と木星が0.05度」なら、それはほぼ完全に重なっている状態で、その人の行動力と拡大欲がひとつの塊になっている、という読み方をします。

「なんとなく強い」ではなく、どのくらい強いのかを数字で示せるのが、この技法の良いところだと思っています。

 同じ誕生日でも、図は違う

そしてもうひとつ。生まれた時刻と場所が違えば、同じ誕生日でも図はまったく別のものになります。

アセンダントは約4分で1度動きます。同じ日に生まれた二人でも、2時間ずれれば、人生のどの領域に天体が配置されるかが丸ごと変わります。

だから出生図は、誕生日ではなく「あなたが生まれた瞬間の、その場所の空」の記録なのです。

出生図の鑑定を出品しています。10天体それぞれの度数・角度・ハウスを、自作のプログラムで1分単位まで計算したうえで、あなたの配置だけを言葉にします。どこかで読んだような一般論は書きません。




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