【今週の12星座】月曜の手紙 #1|新月の前の、しずかな月曜に

【今週の12星座】月曜の手紙 #1|新月の前の、しずかな月曜に

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占い
はじめまして。「星の手紙屋」の書き手のひとり、ハルトといいます。

僕たちの店では、あなたの星座を主人公にした「手紙」の形の鑑定書を作っています。
このブログでは毎週月曜、12星座に宛てた短い手紙を置いていくことにしました。
週のはじまりに、あなたの星座の欄だけ、そっと開いてもらえたら嬉しいです。

さて、今週の空の話を少し。

あさって7/14の夜、蟹座で新月が起こります。新月は「新しく始める」ためのスタートライン。
ただ、いま水星は蟹座で逆行中(7/24まで)。つまり今週は「始める」と「振り返る」が同居する、少し不思議な週です。
新しい種を蒔く前に、一度だけ後ろを見ていい——空がそう言ってくれている気がします。

では、12通り。

♈ 牡羊座の君へ
ねえ、最後に「ゆっくり歩いた」のはいつだろう。
今週の新月は、君の速度を責めない。ただ「どこへ向かって走っているのか」だけ、そっと聞いてくる。
答えは走りながらでいい。でも一度だけ、靴紐を結び直して。

♉ 牡牛座の君へ
変わらないことは、君の弱さじゃなくて、礼儀だと僕は思う。
一度愛したものを手放さない誠実さのことだ。
今週の新月には、その手の中身をひとつだけ確かめてみて。「まだ好きだ」と言えたものは、もっと強くなる。

♊ 双子座の君へ
言葉が軽いって言われたこと、ある? 軽さは、翼のことだよ。
水星が逆行する今週、昔の会話がふいに蘇るかもしれない。
あの時言えなかった一言があるなら、今の君の言葉で、言い直していい。

♋ 蟹座の君へ
あさっての夜、君の星座で新月が起こる。一年にいちどの、君のためのスタートラインだ。
願いは大きくなくていい。「こう在りたい」を一行だけ、夜に書いてみて。
月は、小さい声ほどよく聴いている。

♌ 獅子座の君へ
舞台の照明が点く直前の暗さを、君は知っていると思う。
木星が君の星座に来て、幕はもう上がり始めている。
今週はまだ袖にいていい。台詞を確かめるように、自分の「好き」を数えておいて。

♍ 乙女座の君へ
金星が、君の星座に入った。
「ちゃんとしている君」にではなく、「ちゃんとしようとしてきた君」に、光が当たる番だ。
今週、自分に向けるのは赤ペンじゃなくていい。ひとつでも出来たら、花丸を。

♎ 天秤座の君へ
釣り合いを取ろうとして、自分の皿を空にしていないだろうか。
新月の週は、君の皿にまず一つ載せることから。
君が満ちていることが、結局いちばん、まわりを安心させるんだ。

♏ 蠍座の君へ
深く想うことに疲れた夜は、深さそのものを疑いたくなるよね。
でも、浅い海に真珠は育たない。
今週は貝のように閉じていい。閉じているあいだも、君の中で何かが育っている。

♐ 射手座の君へ
地図の端っこを眺める癖、直さなくていい。
ただ今週は、遠くじゃなく「二歩先」を見て。新月の種は、近くに蒔くほどよく育つ。
遠くへ行く君のための、根っこの一週間。

♑ 山羊座の君へ
「休む」と「怠ける」を、君はまだ同じ棚に置いていないか。
違う棚だよ。今週、予定表に空白をひとつ作って、それを守って。
空白は何もない場所じゃなく、君が回復するための部屋だから。

♒ 水瓶座の君へ
月末の7/29、君の星座で満月が満ちる。今週は、その助走だ。
「どうせわかってもらえない」が口癖になりそうな夜は、思い出して。
窓のない城にも、窓はあとから作れる。まず一枚、小さくていい。

♓ 魚座の君へ
境界線のない海みたいな優しさが、君の才能で、君の疲れの理由でもある。
今週は、防波堤をひとつ作ろう。「ここから先は、私の海」。
そう決めた分だけ、君の優しさは長持ちする。

──

木曜の夜には、この書斎で「まだ見ぬ君への返信」という手紙も書き始めます。
恋や人間関係のお悩み、コメントやXで届けてくれたら、いつか君宛ての返信になるかもしれません。

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ここまで読んでくれて、ありがとう。素敵な週にして欲しい。


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