意思の強さより「環境」が9割!『物語思考』に学ぶ、理想のキャラを覚醒させる場所の作り方

意思の強さより「環境」が9割!『物語思考』に学ぶ、理想のキャラを覚醒させる場所の作り方

記事
コラム
先日手に取った『物語思考「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術』(けんすう(古川健介)・著)の読書メモの続きです。
本書では理想のキャリアや人生を叶えるための「物語思考」のステップが5段階で解説されています。

今回は前回の読書メモに続き、ステップ4「キャラが最高に活きる環境を作ろう」を読んだ学びをまとめました!

※前回(ステップ1〜3)の詳しいお話は、ぜひ過去の記事をご覧くださいね。

はじめに:前回までの振り返り(ステップ1〜3)

ステップ1「頭の枷を外しながら、なりたい状態を考える」

過去の延長線上ではなく、自分の限界(ブレーキ)を外して「10年後になりたい状態」を無理矢理にでも100個書き出し、理想の解像度を上げて脳の「普通(コンフォートゾーン)」を引き上げる大切さを学びました。

ステップ2「『キャラ』の作り方」

「頑張って結果を出してから自分を認識する」のではなく、「理想のキャラを設定して、そのキャラになりきって行動する」という順番が挫折しないコツであり、矢沢永吉さんの「YAZAWA」のように理想の登場人物(キャラ)を作る手法を知りました。

ステップ3「『キャラ』に行動させよう」

キャラと行動は車の両輪のような関係であり、憧れの人の話し方を徹底的に真似たり、様々なシーンで取りそうな行動をリスト化して実践することで、周囲からの扱われ方が変わり「新しい自分」が手に入ることを学びました。

ステップ4:キャラが最高に活きる環境を作ろう

キャラを設定して行動を変えても、それを取り巻く環境が反していると実現しにくいそうです。そこで重要になるのが、キャラが一番活きる環境づくりです。

人は「環境」や「立場」によって作られる

人間は自分のことを理解していると思いがちですが、実は「自分のことは一番よく分かっていない」と著者は言います。これを心理学用語などで「自己シグナリング」と呼び、人は他者を見るのと同じように「自分の行動」を見て自分を評価しているのだそうです。

周りの扱いが自分を作る: 周囲がその人をどう扱うかが、その人の行動や性格を形作るそうです。

時代や国が変われば自分も変わる: 性格の差など誤差の範囲であり、成功者は「時代の中で必要な役割をたまたま与えられただけ」とのこと。

立場が行動を決める: リーダー職を与えられるからリーダーらしくなり、先生や社長として扱われるからそのようになっていくそうです。今の性格や素質は関係なく、周りの人の「当たり前」が自分の当たり前を作るとのこと。

常識に逆らって意思を貫くのは大変なため、自分が望む「当たり前」ができている環境(登場人物たち)に飛び込むのが最も手っ取り早い方法なのだそうです。

自分が望む環境に入り込むためのステップ

望む環境に入るプロセスは大きく分けて以下の3ステップだそうです。

1. なりたいキャラがいそうな場所を探す

2. その場所にうまく入り込むきっかけを作る

3. その中の一員になる


1. 「なりたいキャラがいそうな場所」の正しい探し方

たとえば「起業したい」人が「起業を目指す人のコミュニティ」に行くのは間違いなのだそうです。「目指している人」=「まだ起業していない人」だからです。

正しく探すには、現役で活躍している「キーパーソン」を見つけることがポイントとのこと。 その人が属するコミュニティや影響を受けている思想、業界での影響度やプロフィールを調べ、自分のなりたい状態に近ければ、そのコミュニティに入る方法を考えるそうです。

2. 「サードドア」の概念を知る

正面突破(ファーストドア)は競争率が高く、VIP専用入り口(セカンドドア)は入れません。そこで狙うべきが裏道にある「サードドア(誰も気づかない抜け道)」だそうです。

・相手の「お客さん」になる
・相手が一番して欲しいことをして認知され、恩を売る

このように、相手にとってもメリットのある存在になることで、コネやお金がなくても理想のコミュニティに入り込めるそうです。

3. 断られるのが怖い人のための思考法

コミュニティに入るのは難しく、断られることも多いのが現実だそうです。 だからこそターゲットを1人に絞るのではなく、就活のように「数件ではなく100件ほどアタックする」という確率論で数を打つ姿勢が大切なのだと言います。

新しい環境で成果を出す・仲間を増やすコツ

1. 「クイックウィン」を意識する

新しい環境に入ったら、まずは「最初は絶対に勝てることで勝っておく(クイックウィン)」のが鉄則とのこと。周囲が面倒くさがる小さなことを率先してやることで評価が高まり、次のステップに行きやすくなるそうです。

2. 応援してくれる人を増やす(SNSの活用)

身近な人は急な変化を元に戻そうとする傾向があるため、あえて遠い人や知らない人の中から応援者を探すのがおすすめだそうです。特にSNSを活用するのが良いとのこと。

3. SNS(Xなど)でのファンの増やし方

テキストベースのX(旧Twitter)などがおすすめで、投稿は「情報 → 意見 → 日記」の順番でステップアップしていくのが基本だそうです。フォロワーが少ないうちから日記や意見を語っても誰にも刺さらないため、まずは「情報」の発信に特化するのがコツとのこと。

【どんな情報を発信すべきか?】

・みんなが知っているけれど、もっと知りたいこと(投稿の系統は揃える)
・現場感のある情報、足を使った情報
・複雑で分かりづらいことを分かりやすく解説したもの
・違う言語でしかネットにない情報(語学力が必要でニーズが高い)
※最新ニュースなどは競合が多くスピード勝負になりがちとのことです。

【フォロワーが増えてからの運用】

・フォロワーが1万人に達したら、情報だけでなく「意見」も述べるようにしていく。
・プロフィールも最初は「どんな情報を発信しているか」を書き、フォロワーが増えたらパーソナルな部分も出していく。

【X(Twitter)の細かいテクニック】
・自分に反応(いいね等)してくれた人にはしっかり反応を返す。
・誰かの批判は避ける。自分への煽りや批判は「災害」だと思って無視する。

おわりに

性格や素質を変えようとするのではなく、「自分をどう扱うか」「どんな役割を与えてくれる環境に身を置くか」がすべてなのだと学び、勇気が湧いてきました。

サードドアを意識して憧れの人がいるコミュニティへアプローチしたり、SNSで価値ある情報を発信しながら、理想のキャラが活きる環境を自ら作っていきたいと思います!

次回はいよいよ最終ステップ、ステップ5「『物語』を転がそう」についてまとめていきますね!
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