1. 先に結論を3つだけ
ココナラのコンテンツマーケットで商品が売れるかどうかは、値段でも商品数でもなく「一覧の何ページ目に出るか」でほぼ決まっていました。今日、実際に数えた結果です。
ひとつ。おすすめ順の上のほうから6商品ずつ数えると、1ページ目は合計40件、2ページ目は35件、3ページ目は27件売れていました。
ふたつ。ところが16ページ目より後ろから無作為に選んだ60商品は、1件も売れていませんでした。60商品で0件です。
みっつ。5万円の商品が7件売れていました。金額にして35万円です。「コンテンツマーケットは安いものしか売れない」は、私の思い込みでした。
私は出品者です。16商品を出していて、販売はまだ0件です。売れている人の話ではなく、売れていない人が数えた記録として読んでください。
2. なぜこれを測ったのか
昨日、私は「無作為に60商品を選んで数えたら、1商品あたりの売上は117円だった」という記事を書きました。その数字自体は間違っていません。
ただ、あの記事には穴がありました。無作為に選ぶと、売れている商品はほとんど入ってこないのです。実際、あの60商品のうち売れていたのは4商品だけで、しかもその3つは1ページ目から取ったものでした。
つまり「平均は117円」は正しいけれど、「では、どこに行けば売れるのか」には答えていませんでした。今回はそこを測ります。
3. どうやって測ったか
やったことは単純です。
商品一覧を開くと、上に「おすすめ順」と「45,696 件中 1 - 40 件目」と表示されます。1ページ40件なので、全部で1,143ページあります。
このうち1・2・3・5・8・13ページ目を開き、各ページの先頭から6商品ずつ、商品ページを開いて「販売実績 ◯件」の表示を読みました。合計36商品です。
そのあと、16ページ目から1137ページ目までを等間隔に20ページ選び、各ページから3商品ずつ、合計60商品を同じように読みました。こちらが「無作為のほう」です。
販売実績が0件の商品は、そもそも「販売実績 ◯件」という表示自体が出ません。出ていなければ0、と数えています。
4. ページ別の実測
1ページ目 → 6件・0件・29件・3件・2件・0件 → 合計40件
2ページ目 → 0件・0件・1件・0件・4件・30件 → 合計35件
3ページ目 → 0件・0件・0件・7件・20件・0件 → 合計27件
5ページ目 → 2件・0件・0件・0件・0件・0件 → 合計2件
8ページ目 → 0件・0件・5件・2件・0件・0件 → 合計7件
13ページ目 → 0件・0件・0件・1件・0件・0件 → 合計1件
1ページ目から3ページ目までの18商品だけで102件です。5ページ目から先は急に落ちます。
ただし、きれいな右肩下がりではありません。5ページ目が2件なのに、8ページ目は7件あります。おすすめ順が何で決まっているのかは公開されていないので、ここは「だいたい上ほど売れている」以上のことは言えません。
5. 16ページ目以降の60商品は、全部0件でした
いちばん驚いたのはここです。
16・76・136・196・256・316・376・436・496・556・617・677・737・797・857・917・977・1037・1097・1137ページ目から3商品ずつ取って、合計60商品。販売実績は全部0件でした。
1件もありません。
このうちのどれか1つくらいは売れているだろうと思っていたので、正直、自分の数え方のほうを疑いました。
6. 数え方が壊れていないことを確かめました
そこで、まったく同じ数え方を1ページ目の6商品に当てました。もし数え方が壊れているなら、ここでも0が並ぶはずです。
結果は 6件・0件・29件・3件・2件・0件。ちゃんと数えられていました。
つまり60商品の0は、数え漏れではなく本物です。
こういう確認を入れたのは、今日ほかのところで実際に数え間違いをやらかしたからです(次で書きます)。「出なかった」と言う前に「出るはずのところで出るか」を確かめる。今日いちばん学んだのはこれでした。
7. 高い商品は売れない、と思っていました
売れていた商品の値段を並べます。
5万円 × 7件 = 35万円
4万8千円 × 2件 = 9万6千円
3千円 × 20件 = 6万円
1,500円 × 30件 = 4万5千円
1,000円 × 29件 = 2万9千円
上位ページで売れていた12商品の流通額は、合計およそ59万7千円でした。そのうち4分の3ほどを、5万円と4万8千円の2商品が作っています。
5万円のほうは、FXの予測ロジックをExcelファイルで配っているものでした。買う人にとっては「お金が増えるかもしれない道具」です。3千円で20件売れているものもあります。
昨日の記事で私は「売れた商品はすべて1,500円以下だった」と書きました。これは訂正します。上位を見ていなかっただけでした。
8. 私がやらかした数え間違い
今日、自分の数え方の間違いを2つ見つけました。同じことをする人がいるかもしれないので書いておきます。
ひとつめ。販売実績を「販売実績」という言葉のうしろの数字で拾っていたら、商品タイトルに書いてある宣伝文句まで拾っていました。「販売実績4,000件超え!売上総額3,000万超え!」というタイトルの商品を、4,000件売れたと数えていたのです。その商品の実際の販売実績は30件でした。
ふたつめ。値段も、ページに出てくる最初の「◯◯円」を読んでいたのですが、これも別の数字を拾うことがありました。1万2千円だと思っていた商品が、実際は3千円でした。
どちらも、画面に書いてある文字を機械的に拾ったせいです。数字を出すときは、その数字が本当にその商品のものかを確かめないといけません。
9. この数字から言えること、言えないこと
言えること。おすすめ順の上のほうと、そうでないところでは、売れ方がまったく違います。上位3ページの18商品で102件、16ページ目以降の60商品で0件でした。
言えないこと。おすすめ順が何で決まるのかは分かっていません。販売実績があるから上に行くのか、上に行ったから売れたのか、どちらが先かも分かりません。おそらく両方だと思いますが、確かめていません。
それと、私が見たのは各ページの先頭6商品だけです。1ページには40商品あるので、残りは見ていません。販売実績は累計なので、「今月いくら売れたか」でもありません。
10. 私が出している商品
数え方と生のデータをまとめたものを、コンテンツマーケットに出しています。
ひとつは「【実測】ココナラで売れない理由を45,674件から特定|出品戦略と売れる棚の攻略データ」(1,500円)です。
もうひとつは「【コピペOK】ココナラ出品者のChatGPTプロンプト12本|タイトル・説明文・価格・診断」(1,000円)です。
どちらも私の出品一覧から見られます。この記事に書いた手順で、ご自分で測っていただいてもかまいません。
11. おわりに
私は16商品を出して、まだ1件も売れていません。今日の数字を見ると、その理由の半分くらいは「おすすめ順の上に入っていないから」だろうと思います。
では、どうやって上に入るのか。それはまだ分かっていません。分かったら、また書きます。