ピアノ教室を決めるにはどうしたらいいか、聞かれることがあります。
今はネットでホームページを見たり、紹介サイトで検索したり、探す方法は色々ありますね。では、いくつか候補が見つかった時、その中からどう選ぶのか。
タイミングにもよりますが、もし可能であれば、私は発表会を見に行くことをおすすめします。発表会には、その教室の雰囲気や先生が大切にしていることがよく表れるからです。
◆開演前から分かること
まず、生徒さんにどのような年齢層が多いか。
子供さんが中心の教室もあれば、大人の部がある発表会もあります。
そして、発表会のプログラムには、先生の考え方がかなり反映されます。
クラシック中心なのか、ポップスも多いのか。連弾もあるのか。最後に合奏や合唱があるのか。発表会の作り方だけでも、その教室の雰囲気がかなり見えてきます。
◆演奏をどこまで仕上げているか
同じ曲でも、弾く人によって仕上がりは本当に違います。
「しっかりしたテクニックの上に、表現も豊かに弾く子が多い」
「まずは本番で止まらず弾けたらOK」
「間違えて弾き直す子が多い」
もちろん本番でどう弾けるかは、生徒さん自身にもよります。
それでも、
「数ヶ月先の発表会を見据えて、どんな曲を選び、どこまで仕上げるのか。」そこには先生の指導方針が出ます。
少し背伸びをしたら届く曲を選び、発表会という機会を使って、生徒さんのピアノの力を伸ばしていく。これは講師の腕の見せ所でもあります。
講師自身が表舞台に出るのは、講師演奏や最後の挨拶ぐらいかもしれません。
でも、生徒さんたちの演奏を聴いていると、先生が普段どんな指導をしているのか、が見えてくるものです。
◆ピアノのことが分からなくても
「私はピアノ経験がないので、演奏を聴いてもよく分からない。」という親御さんもいらっしゃいます。それでも大丈夫です。
舞台上での生徒さんの様子やマナー、客席の親御さんたちの雰囲気を見ていると、先生が何を大事にして教えているのかが、何となくでも伝わってきます。
一度の発表会だけですべてが分かるわけではありません。
それでも、ホームページや口コミとはまた違った、その教室の「空気」を感じることはできます。
◆発表会が難しければ、体験レッスンでも
とはいえ、育児で忙しい中、休日に発表会を見に行くのはなかなか大変ですよね。もし体験レッスンのほうが行きやすければ、それでも十分だと思います。
そのとき、
「先生は、ピアノを教える上で何を大事にされていますか?」
と聞いてみるのもおすすめです。
先生の言葉を聞いてみて、「お子さんに、ピアノを通して何を学んで欲しいのか。また何を身につけて欲しいのか。」と合っているかを考えてみる。
ピアノ教室選びでは、評判だけでなく、先生が大切にしていることが自分の子に合うかどうか、も大切な要素の一つだと思います。