子供の集中力が続かない…もしかして「家の照明」が関係しているかもしれません

子供の集中力が続かない…もしかして「家の照明」が関係しているかもしれません

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「うちの子、集中力がないのかな?」と悩んでいませんか?

「宿題を始めたと思ったら、すぐに遊び始めてしまう…」

「本を読んでいても、なかなか集中が続かない」

「何度『集中して!』と言っても、気が散ってしまう……」

子育てをしていると、こんな場面に出会うことがありますよね。

親としては、「うちの子は集中力がないのかな」「もっと集中できるようにしてあげたい」と心配になってしまいます。

私自身も子育てをする中で、子どもの様子を見ながら「どうしたらもっと過ごしやすくなるんだろう?」と考えることがあります。

でも、子どもが集中できない理由は、本人の性格ややる気だけではありません。

実は、子どもが毎日過ごしている「環境」も、集中しやすさに関係する大切な要素です。

そして、その中でも意外と見落とされているのが「照明」です。

「照明なんて、部屋が明るければいいんじゃない?」

そう思われるかもしれません。

でも、照明は単に部屋を明るくするだけのものではないんです。

子どもの集中力は「環境」からも影響を受ける

子どもが勉強したり本を読んだりするとき、周りにテレビやおもちゃがあれば、どうしても気になってしまいます。

それと同じように、光の環境も見直してみる価値があります。

たとえば、ダイニングで勉強しているお子さん。

部屋全体は明るく見えていても、ノートを広げてみると手元に影ができていることがあります。

照明の位置によっては、自分の頭や手が影になってしまい、「なんとなく見づらい」「落ち着かない」という状態になることも。

また、照明器具そのものが視界に入り、まぶしく感じるケースもあります。

つまり、

「部屋が明るい=勉強しやすい」ではない

ということです。

大切なのは、子どもが過ごす場所で「必要なところに、必要な光が届いているか」を考えること。

子どもに「集中しなさい」と言い続ける前に、まずは集中しやすい環境をつくってあげる。

そんな視点を持つだけでも、家での過ごし方が少し変わってくるかもしれません。

実は見落としがちな「住宅の照明」

住宅の照明計画というと、「リビングに何個照明をつけるか」「何ルーメン必要か」といった明るさの話になりがちです。

もちろん明るさも大切。

でも、照明を考えるときには、もう少し広い視点が必要です。

たとえば、

・どこを照らしているのか
・光がまぶしくないか
・手元に影ができていないか
・その場所で何をするのか
・時間帯によって光を変えられるか

こうしたことを一つひとつ考えていきます。

さらに大切なのが、「一日の時間の流れと光」です。

朝は、明るく爽やかな光で一日をスタートする。

日中は活動しやすい光。

そして夜は、少しずつ明るさを落とし、落ち着いた光へ。

私たちの身体には、約24時間周期の「サーカディアンリズム」と呼ばれる体内時計があります。

だからこそ、一日中同じような光にするのではなく、時間帯に合わせて光の環境を変えていくことが大切です。

「集中する時間」と「休む時間」。

その切り替えを、照明からサポートする。

これが、これからの住宅照明にできることだと私は考えています。

今日からできる「集中しやすい照明環境」のつくり方

では、実際にどこから見直せばいいのでしょうか?

まずは、お子さんが勉強している場所を見てみてください。

①ノートに影ができていない?

手元に影があるなら、照明の位置を変えたり、手元を照らす照明を追加したりする方法があります。

②照明がまぶしくない?

「明るくしよう」と思うあまり、光源が直接目に入っていないかもチェックしてみましょう。

③部屋全体だけを明るくしていない?

部屋全体を照らす照明と、勉強する場所を照らす照明は、役割を分けて考えることができます。

そして、もう一つ大切なのが夜の照明です。

夜になっても昼間と同じような明るい光の中で過ごしていると、「もう寝る時間」という切り替えがしにくくなることがあります。

そこで、夕方から夜にかけて少しずつ光を落とし、落ち着いた光に変えていく。

「朝は活動モードへ、夜はリラックスモードへ」。

家族の生活リズムに合わせて照明を整えていくことで、集中する時間と休む時間のメリハリをつくることができます。

大切なのは、子ども部屋だけを考えることではありません。

起床→学校→帰宅→勉強→食事→お風呂→就寝。

この一日の流れを見ながら、家全体の光を考えていく。

それが、家族が心地よく暮らせる照明計画につながります。

「集中しなさい」と言う前に、環境を整えるという選択を

子どもの集中力が続かないとき、つい「もっと集中して」と声をかけてしまいます。

でも、もしかしたら必要なのは、子どもを変えることではなく、子どもが自然と集中しやすい環境をつくることなのかもしれません。

照明を少し見直すだけで、「なんだか勉強しやすそう」「夜は落ち着いて過ごせそう」と、家の空気が変わることがあります。

朝、カーテンを開けたときに差し込む清々しい光。

その光を浴びると、「今日も一日が始まる」と自然に感じますよね。

私は、そんなふうに家の照明も、家族の一日のリズムをそっと支えられる存在にしたいと考えています。

照明設計13年の経験をもとに、子育て家庭の暮らしや生活リズムに合わせた「家族を育む暮らしの照明プラン」をご提案しています。

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家族が自然と動き出し、夜には穏やかに一日を終えられる。

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