【怪現象】ドラレコに突然「本当によろしいですか?」と聞かれた話

【怪現象】ドラレコに突然「本当によろしいですか?」と聞かれた話

記事
コラム
昨日、ちょっと不思議な電話がかかってきました。

以前からお付き合いのある、トヨタの高級車に乗っているお客様からです。

電話に出ると、

「太陽くん、ちょっと聞いてくれよ」

なんだか困っている様子。

「どうしました?」

すると、

「今、車を走らせてたんだけどさ。
突然、ドラレコからエラー音が鳴り出したんだよ」

「えっ?」

さらに話を聞いてみると、

「それでドラレコを見たら、画面に
『本当によろしいですか?』
って出てるんだよ」

……。

本当によろしいですか?

何が?(笑)

しかも、お客様は、

「俺、ドラレコなんて一回も触ってないんだよ」

とのこと。

これはちょっと気になります。

そのとき僕は外出中だったので、

「今、ご自宅ですか?
これからちょっと伺いますね」

そう言って、お客様のお宅へ向かいました。

そして到着。

車を見る。

エンジンはかかったまま。

ドラレコを見る。

すると……

本当に画面に出ているんです。

「本当によろしいですか?」

(笑)

いやいや。

こっちが聞きたい。

「何が本当によろしいんですか?」

お客様も、

「なんだろうな、これ?
俺、一回も触ってないんだぞ」

と首をかしげています。

僕も一緒に首をかしげる。

二人でドラレコを見ながら、

「うーん……」

と考える。

でも、考えていても仕方がない。

ドラレコの前面にはボタンが3つあります。

「とりあえず、これかな?」

そう思って、そのうちの1つを押してみました。

すると……

画面に、

「フォーマットを開始しました」

と表示。

……。

え?

フォーマット?

そして、そのままフォーマットが始まってしまいました。

「えーーーーー!」

心の中では、かなり焦りました。

だって、

「フォーマット」

ですよ。

パソコンでいうところのフォーマットだったら、

「ちょっと待ってください!」

ってなるところです。

でも、そこでふと思い出しました。

ドラレコって、定期的にフォーマットしたほうがいいんだった。

「あ、まあ……大丈夫か」(笑)

そしてフォーマットが終わると、ドラレコは何事もなかったかのように、普通に録画を始めました。

お客様に説明します。

「どうやら『本当によろしいですか?』っていうのは、

『フォーマットして、本当によろしいですか?』

という意味だったみたいです」

お客様、

「ああ、そういうことか!」


……いや、

それなら最初から全部表示してくれ(笑)


幸い、ドラレコは無事に復活。

通常録画も普通に始まりました。

ちなみにドラレコには、

普通に走っているときの「通常録画」と、

事故などの衝撃を検知したときに残る「衝撃録画」があります。

通常録画は古いものから順番に上書きされていきますが、衝撃録画は消えずに残る仕組みです。

そして「フォーマット」というのは、その録画データをまとめて消して、記録媒体をきれいな状態に戻す作業。

つまり今回は、

「ドラレコが壊れた!」

という怪現象ではなく、

「ドラレコが自分からフォーマットをお願いしてきた」

という出来事だったわけです(笑)。

お客様も、

「でも俺、本当に一回も触ってないんだけどな」

僕も、

「そうですよね。不思議ですね」

と言いながら、

「そして、ちょっと不親切ですね(笑)」

と二人で笑いました。

これで一件落着。

……と思ったら、

帰り際に奥様が、

「これ、よかったら持っていって」

と、煮ていたイカをお土産にくださいました。

ありがたくいただいて帰りました。

そして家に帰って食べてみたら……

めちゃくちゃおいしかった。

怪現象の結末が、

「イカがおいしかった」

という(笑)。

でも、こういうことってありますよね。

そのときは、

「なんだこれ?」

「どういうこと?」

「壊れたのかな?」

と、ちょっと困ったりする。

でも、ふたを開けてみると、

たいしたことではなかったりする。

そして最後には、

思いがけないお土産までいただいたりする。

人生も、案外そんなものなのかもしれません。

今、

「なんでこんなことが起きるんだろう?」

と思っていることがあったとしても、

もしかすると、

まだ途中なだけなのかもしれません。

途中では、

「本当によろしいですか?」

と聞かれているように感じることもある。

「え?

僕、何か間違えました?」

と思うこともある。

でも、その先に進んでみたら、

「ああ、そういうことだったのか」

と分かる日が来るかもしれない。

そして最後には、

思いがけない「イカ」が待っているかもしれません(笑)。

人生って、

ちょっと不思議です。

だから僕は、

「なんだこれ?」

と思う出来事が起きたときほど、

すぐに答えを決めつけないようにしています。

もしかしたらその出来事は、

あとから振り返ったときに、

「あれがあったから、今があるんだな」

と思える出来事になるかもしれないから。

……まあ今回の僕の場合は、

「ドラレコを直して、イカをもらった」

だけなんですけどね(笑)。

でも、

イカ、とってもおいしかったです。

長文お読みいただい、ありがとうございました!
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