EA制作を依頼したい方の中には、次のような不安を持っている方も多いと思います。
「自分の売買ロジックを他人に知られたくない」
「勝てると思っている条件を公開したくない」
「でも裁量で毎回対応するのは難しい」
「EA化したいけれど、どこまで説明すればよいか分からない」
これは、とても自然な不安だと思います。
特に、自分で検証してきた手法や、実際に手応えを感じている売買ルールほど、簡単に他人へ公開したくないものです。
ただし、EAとして動かすためには、ある程度の条件をプログラムで再現できる形にする必要があります。
では、ロジックの核心をできるだけ守りながらEA制作を依頼することはできないのでしょうか。
結論から言うと、方法はあります。
1.重要な数値はパラメータ化する
EA制作では、すべての数値を固定で製作者に伝える必要はありません。
たとえば、
・RSIの基準値
・移動平均線の期間
・ATRの下限、上限
・エントリー距離
・TP、SL
・時間帯
・スプレッド制限
こうした数値は、EAの入力パラメータとして変更できるように作ることができます。
つまり、製作者には「この数値で勝てる」という核心部分を固定値として伝えずに、後から自分で調整できる形にしておくことが可能です。
たとえば、製作者には、
「RSIの条件を使いたいので、RSI期間と買い基準・売り基準をパラメータで変更できるようにしてください」
と伝えるだけでも、EAとしての仕組みは作れます。
本当に重要な数値は、納品後にご自身で設定・検証する形にできます。
2.フィルターをON/OFFできるようにする
もう一つ有効なのが、複数のフィルターを作り、それぞれON/OFFできるようにする方法です。
たとえば、
・移動平均線フィルター
・RSIフィルター
・MACDフィルター
・ボリンジャーバンドフィルター
・ATRフィルター
・時間帯フィルター
・スプレッドフィルター
・ローソク足フィルター
このような条件を用意し、使う条件だけONにできる仕様にします。
この方法であれば、製作者はEAの「箱」を作ることができます。
一方で、どのフィルターを本命として使うのか、どの組み合わせが有効なのかは、依頼者側で管理できます。
つまり、ロジックの核心となる組み合わせを、最初からすべて公開しなくても済みます。
ただし、最低限の仕様整理は必要
もちろん、何も伝えずにEAを作ることはできません。
EAとして動かすためには、
・買い条件
・売り条件
・決済条件
・ロット
・TP、SL
・最大保有時間
・複数ポジションの扱い
・同時に買いと売りが出た場合の処理
など、最低限決めるべき項目があります。
ただし、それは「勝てるロジックの核心をすべて公開する」という意味ではありません。
数値をパラメータ化し、フィルターをON/OFF式にすることで、製作者に伝える情報を必要最小限に抑えることは可能です。
3.ロジックを守りたい方に向いている依頼方法
自分の売買ルールをできるだけ守りながらEA化したい場合は、次のような依頼方法がおすすめです。
・まずは、細かい数値を伏せた状態で相談する。
・次に、使いたい条件やフィルターの種類だけを伝える。
・その後、各条件をパラメータ化・ON/OFF化できるか確認する。
・最後に、納品後に自分で数値や組み合わせを設定して検証する。
この流れであれば、ロジックの核心部分をできるだけ手元に残したまま、EA化を進めやすくなります。
4.EAロジック工房の考え方
EAロジック工房では、単にEAを作るだけでなく、売買ルールをどのようにEA化すればよいか、条件をどう整理すればよいかを重視しています。
また、お客様からお預かりした売買ルールやロジック内容は、EA制作および動作確認の目的にのみ使用します。
第三者への共有、公開、販売、転用は行いません。
「ロジックをできるだけ公開せずにEA化したい」
「重要な数値は自分で管理したい」
「複数フィルターをON/OFFできるEAにしたい」
「まずは制作可能かだけ相談したい」
そのような方は、まずは見積り相談からご相談ください。
EA化に必要な情報と、隠しておける情報を整理しながら進めることも可能です。