「お金があるのに、なぜか使えない」のはなぜ?〜お金を通して、自分が本当に望む人生を知る〜(第6回)

「お金があるのに、なぜか使えない」のはなぜ?〜お金を通して、自分が本当に望む人生を知る〜(第6回)

記事
コラム
「お金がないと不安になる。」

前回までのお話の中で、
そんな自分の気持ちに気づいた方も
いるかもしれません。

だからこそ、

「じゃあ、ちゃんとお金を貯めておこう」

「できるだけ使わないようにしよう」

と思う。

そして実際に、
少しずつ貯金が増えてくる。

100万円。

200万円。

500万円。

「これだけあれば、少し安心できるかな」

と思う。

ところが――

いざ、

「ずっと欲しかったものを買おう」

「行きたかった場所に行こう」

「自分のために使おう」

と思った瞬間、なぜか、

「もったいない」

という言葉が出てくる。

「今じゃなくてもいいかな」

「なくても困らないし」

「もっと貯めてからにしよう」

「こんなことに使うのは贅沢かな」

そうやって、
またお金を貯める。

そして貯金が増えると、
少し安心する。

でも、その安心も長くは続かない。

「もっと貯めておいたほうがいい」

「何かあったら困る」

「まだ十分じゃない」

そう思ってしまう。

もしあなたにも、
そんな経験があるなら、
今日は少しだけ、
立ち止まって考えてみてください。

あなたは、本当に
「お金がないこと」が怖いのでしょうか?

それとも、

「お金がなくなったら、
何か大切なものまで失ってしまう」

と思っているのでしょうか?

お金があるのに、使えない

お金を貯めることは、
もちろん悪いことではありません。

将来のために備える。

急な出費に備える。

家族を守る。

自分の生活を守る。

そういう意味では、
貯金は私たちに安心を与えてくれます。

でも、

「貯金が増えると安心する」

という気持ちが、いつの間にか、

「お金が減ると怖い」

に変わってしまうことがあります。

たとえば、
10万円使うだけでも、
ものすごく悩む。

本当は買えるのに、
「もったいない」と思ってしまう。

旅行に行くより、
貯金しておきたい。

自分のために使うより、
「何かあったときのため」に
残しておきたい。

そんなふうに、

「使うこと」より
「残っていること」に安心を感じる。

そんな風に感じることはないでしょうか?

「お金を使う=失う」になっていない?

お金を使えば、
当然、残高は減ります。

これは事実です。

だから、

「使ったら減る」

と考えるのは、間違いではありません。

でも、

「減る=失う」

と考えてしまうと、
少し話が変わってきます。

たとえば、旅行に10万円使ったとします。

確かに、
銀行口座の10万円は減ります。

でも、その代わりに、

美しい景色を見た。

美味しいものを食べた。

大切な人と過ごした。

初めての経験をした。

忘れられない思い出ができた。

そんなものが残るかもしれません。

学びにお金を使えば、
知識や経験が残る。

自分の身体を整えるために使えば、
心地よく過ごせる時間が増える。

誰かとの食事に使えば、
楽しい時間やつながりが生まれる。

つまり、

お金を使うということは、
必ずしも「何かを失うこと」ではありません。

お金を、

時間に変える。

経験に変える。

楽しさに変える。

安心に変える。

自由に変える。

人とのつながりに変える。

そして、

「こんなふうに生きたい」という
自分の望む人生に変える。

お金を使うということは、
そういうことでもあるのです。

では、なぜ「使うのが怖い」のか?

ここが、
今日いちばん考えてみたいところです。

もし、

「お金を使うのが怖い」

と感じるなら、
自分にこう聞いてみてください。

「お金が減ったら、
私は何が起こると思っているんだろう?」

生活できなくなる?

将来困る?

誰かに迷惑をかける?

自由がなくなる?

人から見下される?

何かあったときに、
誰にも頼れなくなる?

それとも、

「ちゃんとしていない自分」になってしまう?

こうやって考えていくと、

「お金が減るのが怖い」

という気持ちの奥には、
実は別の感情が
隠れていることが分かります。

たとえば、

「安心を失うのが怖い」

だったり、

「自由を失うのが怖い」

だったり、

「自分で自分を守れなくなるのが怖い」

だったり。

つまり、あなたが守りたいのは、
お金そのものではないのかもしれません。

「貯めること」が目的になっていませんか?

ここで、
少しだけ厳しい質問をします。

あなたは、

「何のためにお金を貯めていますか?」

と聞かれたら、
答えられるでしょうか?

「将来のため」

「何かあったときのため」

という答えが多いかもしれません。

もちろん、それでもいいのです。

でも、

「何かって、具体的には何?」

と聞かれたら、どうでしょう?

老後?

病気?

仕事を失うこと?

家族の問題?

突然の大きな出費?

もちろん、
備えておくことは大切です。

でも、

「何かあったら困るから」

という理由だけで
お金を貯め続けていると、
いつの間にか、

「貯めることそのもの」が
目的になってしまう

ことがあります。

本来、
お金は人生を豊かにするためにあるもの。

それなのに、人生を楽しむためのお金を、
「人生を守るため」にずっと取っておく。

そんな逆転が起きてしまうことがあるのです。

「いつか使おう」の「いつか」は、いつ?

これも、
一度考えてみてほしいことです。

「いつか旅行に行こう」

「いつか好きなことをしよう」

「もう少し余裕ができたら」

「もう少しお金が貯まったら」

「仕事が落ち着いたら」

「老後になったら」

私たちは、
「いつか」という言葉を
よく使います。

もちろん、
タイミングを待つことが
必要な場合もあります。

でも、

「いつか」のために、
今をずっと我慢していないでしょうか?

未来の自分を守ることは大切です。

でも、未来の自分だけを守って、
今の自分がずっと我慢していたら、
その「豊かさ」はいったいいつ
やってくるのでしょう?

お金は「未来の自分」だけのものじゃない

貯金をするとき、
私たちは、
未来の自分にお金を渡しています。

それは、とても素敵なことです。

「未来の私が困らないように」

と、今の自分が
未来の自分を助けている。

でも、今の自分も、
未来の自分と同じくらい
大切な存在です。

だから、未来のために貯めることと、
今の自分の人生を大切にすること。

その両方があっていい。

たとえば、

「毎月○万円は未来の自分のために貯める」

そして、

「○万円は、今の自分が
人生を楽しむために使う」

と決めてみる。

そうすると、

「使ってしまった……」

ではなく、

「私は、今の自分のために
このお金を使うと決めた」

と考えられるようになります。

「貯める」も、
「使う」も、

どちらも自分の人生を
豊かにする選択になるのです。

お金を使うとき、あなたは何を選んでいる?

ここで、
第3回のお話を思い出してみてください。

私たちがお金で本当に買いたいものは、
モノそのものではありません。

その先にある、

「安心」

「自由」

「楽しさ」

「愛」

「経験」

「自分らしさ」

などかもしれない。

だからこそ、

お金を使うときには、

「私は、これを買うことで
何を手に入れたいんだろう?」

と考えてみてほしいのです。

洋服を買う。

旅行に行く。

美味しいものを食べる。

本を買う。

講座を受ける。

美容にお金を使う。

家を整える。

人との時間を楽しむ。

そのひとつひとつの選択の中に、
あなたが大切にしているものが表れています。

つまり、

お金の使い方は、
あなたの価値観を映す鏡でもある。

そう考えると、

「何にお金を使っているか?」

ということが、
ちょっと違って見えてきませんか?

「使えるお金」と「使いたいお金」は違う

ここで、
もうひとつ大切なことがあります。

「使えるお金」があることと、
「使いたいと思えるお金」があることは、
同じではありません。

たとえば、

100万円の貯金があっても、

「この100万円は絶対に使いたくない」

と思っているなら、その人にとっては、
実質的には「使えないお金」です。

逆に、

「この金額は、
私の人生を豊かにするために使っていい」

と自分で決めている人なら、
同じ100万円でも、
お金との関係はまったく違ってきます。

だから、

「もっとお金があれば
自由に使えるのに」

と思う前に、

「私は今持っているお金を、
どんなことに使いたいと思っているんだろう?」

と考えてみる。

そこから、
自分の本当の願いが見えてくることがあります。

今日の小さな問いかけ

では、今日もあなたに質問です。

紙やスマホに、答えを書いてみてください。

「もし、お金が減ることへの不安がなかったら、私は何にお金を使いたい?」

旅行?

学び?

美容?

家族との時間?

趣味?

仕事を減らすこと?

新しいことへの挑戦?

それとも、

ただ何もせず、
ゆっくり過ごすこと?

そして、もうひとつ。

「それを手に入れることで、私はどんな気持ちになりたい?」

安心?

自由?

楽しさ?

自信?

満足感?

愛されている感覚?

それとも、
「自分らしく生きている」という感覚でしょうか?

ここまで考えてみると、

「私はお金が欲しい」

という言葉の奥に、

「私は、本当は○○が欲しいんだ」

というものが
見えてくるかもしれません。

お金を「守るもの」から「人生をつくるもの」へ

お金を貯めることは、
自分を守ること。

お金を使うことは、
自分の人生をつくること。

私は、
そんなふうにも考えられると思っています。

もちろん、
お金を使えばいいわけではありません。

未来の自分を守るために、
備えることも必要です。

でも、

「減らさないこと」

だけを目的にしてしまったら、

お金はいつの間にか、
人生を豊かにするための道具ではなく、

「減らしてはいけないもの」

になってしまいます。

そうなると、

お金が増えても、
なぜか自由になれない。

お金があっても、
なぜか楽しめない。

お金を持っているのに、
「まだ足りない」と感じる。

そんなことが起きるかもしれません。

だからこそ、

「私は、何のためにお金を持っているんだろう?」

と、ときどき立ち止まってみる。

そして、

「私は、このお金を使って
どんな人生をつくりたいんだろう?」

と考えてみる。

その問いの答えが、あなたにとっての
「豊かさ」を教えてくれるのかもしれません。

次回は、いよいよひとつの答えへ

ここまで、

「本当にお金が欲しいの?」

という問いから始まって、

「お金さえあれば幸せ」という幻想、

「お金で本当に買いたいもの」、

「お金がないと不安になる理由」、

そして、

「お金がある人=豊かな人とは限らない」

というところまで、
一緒に考えてきました。

そして今回、

「お金があるのに、なぜか使えない」

というところまで来ました。

ここまで考えてくると、

少しずつ見えてくるものがあります。

それは、

お金の問題を考えているようで、
実は「自分がどう生きたいのか」を
考えているのかもしれない

ということ。

次回は、

「お金の使い方を変えると、人生の優先順位が見えてくる」

というテーマで、

「私は、何にお金を使いたいのか?」

というところから、

「私は、何を大切にして生きたいのか?」

まで、もう一歩深く
掘り下げていきます。

そして、その先には――

これまでの記事を読んできたあなた自身が、

「私は、お金を通して本当は何を求めているんだろう?」

を知るための、
ちょっと面白い特別編を
準備しています。

あなたのお金の使い方には、

あなた自身もまだ気づいていない
「本当の願い」が
隠れているかもしれません。



焦らなくても大丈夫。

人生は、
お金だけで決まるわけではありません。

でも、お金との向き合い方を変えることで、
人生は驚くほど豊かになることがあります。

その第一歩を、今日ここから始めてみませんか。

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あなたのエネルギーを整えるお手伝いをします

「頭では分かっているけれど、
どうしても一歩を踏み出すのが怖い」

というときは、
いつでも私にその胸の内を吐き出しにきてくださいね。

タロットや星の導きを借りながら、
あなたが「自分の人生の主役」に
戻るお手伝いをさせていただきます。

一緒に、本当に輝ける未来へ進んでいきましょう。

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