「こんなはずじゃなかったのに」~保育士の理想と現実~

「こんなはずじゃなかったのに」~保育士の理想と現実~

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保育士になって1年目。
多くの保育士さんが口にする言葉。

「こんなはずじゃなかった・・」

子どもが大好きで、夢描いて保育士になった「のに」・・。

私自身が、まさにそうでした。



私は、親の希望を叶えるために保育士になったものの、子どもたちとどんなふうに関わっていけるのか、楽しみでした。

しかし、いざ保育園に勤務してみると・・・。


排泄、遊び、食事、睡眠・・・。
子どもたちを、一日の流れにのせるのに必死な、先輩保育士さんたち。

保育がまるで「業務」のよう。


子どもを抱っこして遊んでいたら、先輩に睨まれ「甘やかしてる」と陰口をたたかれる。


どうやら、子どもと遊んだり、丁寧に関わったりするより、流れに乗せるため、テキパキと手早く業務をするのが「出来る保育士」らしい。

子どもを枠に囲い、一斉に保育しお行儀よくさせるのが、「出来る保育士」らしい。

「こんなはずじゃなかったのに・・」


保育指針が改定になり、子どもの主体性が謳われるようになってからは、こうした考えは減っているとは思うけど、

実際に最近、まだこの状態の保育園をこの目で見て、驚きました。

また、小規模保育園の園長時代、転職希望の保育士さんを面談させてもらっていたのですが、ほとんどの人が「子どもと丁寧に関わりたい」とって言われていました。

・・・ということは

「丁寧な関わりが出来ない」のが、保育園の現状なのでしょうね。

30年以上たっても変わらない保育園の実態。


「子どもたち一人ひとりに、丁寧に関わりたい」
「大好きな子どもたちと、いっぱい遊びたい」
「先生たちとチームワーク組んで、楽しく保育したい」

なのに現状は、日々の流れに追われ、子どもを見るのに精いっぱい。

気づけば、先輩保育士の顔色を伺いながら、そこに合わせた保育をしてしまう・・。



ぼんやりと、夢のような保育士生活を夢描いていただけに

現実とのギャップが大きすぎ、「こんなはずじゃなかったのに・・」と、保育士を辞めたくなっていく・・・。


そんな気持ちの人も、多いかもしれませんね。

私は結局、初めて保育士になって1年と少しで、保育園を辞めました。

理想と現実のギャップ、人間関係・・・
たくさんのことが、あまりに辛かったから。

あの頃、そんな苦しい心の内を、誰かに話せていたら、もう少し楽になっていたかもしれないです。




あれからいろんな園で31年間、酸いも甘いもたくさんの経験をしてきました。

もし、そんな私で良かったら、お話聴かせていただきますよ。

愚痴になっても大丈夫。
考えがまとまってなくても大丈夫です。


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