大体どのDAWでも作れる。
上下左右奥行きの3軸で調整する。のが基本。
マニュアルもたくさんあるし、使うだけならハードルは低い。
でもやってみると分かるけど、それを使うだけだと
なんか思ったのと違う、ってなる、と思う。
あまり上から鳴ってる感じが出ないとか。
そもそも人はあまり上下わからないのかな?
それもある。左右に比べて上下は鈍感。
でも、飛行機はちゃんと上から聴こえる。
じゃあ、どうして?
ひとつは視覚や知識との連動。
多分多くは、上を飛んでる飛行機という視覚と合わせて音を聴く。
見てなくても飛行機は上を飛ぶと知っていて、上から聴こえると自然に思う。
でも我々は音楽。どの楽器が上とか無い。
音だけで上下を分かるようにしたい。
どうすれば?
方法は色々ある。
ひとつは過度に上下感を出す。本来よりもっともっと上から出てる感じ。
例えば本当は5m上なのに、20mくらい上空、みたいにする。
映画でもそうだよね。
現実では転んで膝打っても「いたっ」くらいだけど、
映画だと「いってー!」とか、血がドバーとか過剰に演出する。
コンテンツの特徴。
リアルをまま再現するだけじゃあまり伝わらない。
もちろんこれは例のひとつ。
そういう演出も大事、超大事なんだけど、そこがゴールじゃない。
聴いた人が、楽しかった、とか、元気出た、とか、
そういう気持ちになってもらいたいから作ってる。
本来果たしたいのはこっち。
そうみると、音楽を作ることは手段。
だからこそ、細かいディティールに拘る。
空間オーディオは、その表現が今までと違う範囲でできるようになった技術。
とても面白い。