いつもは友情結婚の「婚活」に焦点をあてた記事をメインに書いていますが、特に「友情結婚へ向けて活動をしようか迷っている方」に向けて、今回は、「そもそも友情結婚の生活ってどんな感じ?」という点と、私が感じているメリット・デメリットについて書いてみようと思います。
《友情結婚生活ってどんな感じ?》
自分の家庭だけしか知らないので、あくまで一例ですが、性的な接触がない以外は世の中一般の夫婦とそんなに変わらない生活をしていると思います。強いて違いを挙げるとすると、夫婦別室ということくらいでしょうか。(お互いに相手の部屋には立ち入らないことにしています)
例えば一日の例を挙げると…
朝起きて顔を合わせたら「おはよう」と挨拶し合います。それぞれ起きる時間も朝食で食べたいものも違うので、それぞれで準備をして朝食を済ませます。朝食を食べている間に洗濯機を回して、回し終わったら、一緒に洗濯ものを干します。その後、妻は出社、私はテレワークのことが多いので、出社時刻になったら妻を見送り、私はテレワークを始めます。昼食は職場や自宅でそれぞれで取ります。テレワークの私の方が時間的に余裕があるので、平日の洗濯物の取り込みや夕食は私が担当して妻の帰りを待ちます。(代わりに休みの日は妻が担当しています)妻の帰りが遅くならない限りは、出来るだけ二人で夕食を取ると決めています。これはコミュニケーションの時間を確保するためです。テレビを流しながら感想を言い合ったり、今日会ったことを話したり、たまには仕事の愚痴を言い合ったりしています。夕食後の洗い物、風呂の準備は分担して行い、それぞれの部屋に戻って就寝する、という流れです。
休みの日には家でゆっくり過ごすこともありますし、一緒に買い物や外食に行ったり、たまには一緒に旅行に行くこともあります。
夫婦の生活の仕方は千差万別かもしれませんが、私たちの場合は、こういう感じです。
さて、友情結婚をして良かったこと(メリット)はと言うと…
1)「家族」ができること
「家族」ができることが(私にとっては)一番のメリットです。自分の家族を持つことって、仕事や家事のモチベーションにつながります。これは理屈ではなくて、感覚なのですが、自分の家族を持てたことで幸せを感じています。(たぶん、私の中で幸せ=家族という考えがあるからだと思います)
今はまだ妊活中ですが、もし子どもに恵まれたら、もっと家族であることの幸せは増していくと思います。
2)孤独を感じなくなった
とても単純ですが、シンプルに一人じゃないと思えるのが嬉しいです。「行ってきます」「ただいま」を言い合える人が家にいるのといないのとでは大違いです。結婚をしてから、孤独を感じることがなくなりました。
3)一人暮らしよりも家計・家事の負担が減る
一人暮らしよりも二人の方が生活費や家事の総量は増えますが、決して単純に「 1+1=2」になるのではなく、感覚としては「1+1=1.5」くらいに感じます。私達の場合はどちらも概ね半分ずつで分担しているので、一人で暮らしていた時よりも一人当たりの負担が少ないと感じています。
4)両親・親戚の安心感、会社の同僚・上司からの信頼感
私たちの場合は結婚のメインの目的ではありませんでしたが、副次的効果として、親や親戚が喜んでくれましたし、安心してくれたと思います。会社の上司・同僚も結婚をしたことで一定程度の信頼感のようなものを感じてくれたのではないかと思っています。
5)緊急事態が起きたときに支え合える存在
これは実際、妻が入院することになった時の実例なのですが、入院して手術をするときには、家族の同意書が必要になります。もし一人暮らしをしていて家族が遠方にしかいなかったら、困っていただろうなと感じます。不測の事態にも家族という社会的な立場があれば対応することが出来ます。
逆に苦労するポイント(デメリット)は、メリットと表裏一体です…
1)一人暮らしと比べて「気楽さ」は低下する
もちろんですが共同生活をしているので、気楽さという点では一人暮らしには劣ります。例えば、一人暮らしだったら極限までズボラをしても誰にも迷惑をかけないですが、家族として一緒に暮らすとなるとそうはいきません。私の場合は、人の目がないとどこまでもズボラになるので、ちょうどいいのかもしれない、と考えています。
2)気分が乗らないときも一緒にいないといけない
お互いに一人の人間ですから、意見が違うこともあれば、機嫌が悪い時もあります。たまにはケンカのようになってしまうこともあります。他人同士なら、しばらく顔を合わせなければいいのですが、一緒に暮らす家族であればそうはいきません。機嫌が悪くても顔を合わせなくてはいけないし、家事も一緒にしないといけません。ケンカをしないに越したことはありませんが、お互い「家族」になったということを意識し合って、ケンカをしても無視をしたりせずに、話し合って出来るだけ早く元の関係に戻れるように努力するようにしています。
3)責任が生じる(家計・家事・社会等)
仕事や家事が上手く行っていれば良いのですが、調子が悪いときや気分が乗らないときもあると思います。独り身であれば、最悪の場合(例えば仕事を辞める)でも影響は自分だけです。家事をやらなくて困るのも自分だけ。でも、結婚して同居すると違います。相手にも影響が出るのです。よって、独り身のときよりも責任は増すことになります。これは悪いことばかりではなくて、先述のとおり、張り合いという形でモチベーションにもなります。
また、義理の家族とも上手く付き合っていく必要が生じるのもある意味、社会的な責任と言えるかもしれません。
4)緊急事態が起きたときに支えないといけない
よく結婚式で「病める時も健やかなるときも~」と神父様が言っていますが、まさにその通りです。縁があって、法的にも「家族」となったのだから、支えるのは当たり前と思い合わなければいけません。たとえ自分もしんどい状況であったとしても、お互いを支え合う関係である必要がります。
5)友情結婚特有の悩みは相談しづらい
これまでは一般の結婚のメリット・デメリットと共通のものが多かったですが、最後は友情結婚特有のものです。友情結婚をしている夫婦の多くは、周囲に自分たちがしているのは「友情結婚」だとは明かさないと思います。(カミングアウトをするメリットが薄く、デメリットが上回るからです)
そんな中で、友情結婚特有の悩みが生じた場合、身近に相談できる相手がいない、ということが起こるでしょう。幸運なことに私たち夫婦にはそういった事象は今のところ起こっていません。(妻もそのはず…です)もし生じてしまった場合は、自分自身で解決するか、事情を汲んで相談に乗ってくれる相手をSNS等で見つけたりしないといけないかもしれませんね。
私たち夫婦の例を取って、友情結婚の生活がどんなものか、メリット・デメリットについて書いてきました。繰り返しになりますが、夫婦の形は千差万別なのであくまで一つの例として読んでいただければと思います。
一つだけこの記事に付け加えるのであれば、私にとっては友情結婚をしたことによるメリットがデメリットを上回っていると感じていますし、幸せだと実感できるようになったということです。
この記事が誰かの参考に少しでもなればと思います。
今回はここまでです。
お読みいただいてありがとうございました。
HARU