教員を辞めるか迷ったら、すぐ答えを出さなくてもいい

教員を辞めるか迷ったら、すぐ答えを出さなくてもいい

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コラム
教員を辞めるべきか、それとも続けるべきか。

そんなふうに悩んだことはありませんか。

私は22年間、小学校教員として働いてきました。
その中で、楽しいことやうれしいことだけでなく、苦しい思いも何度も経験してきました。

頑張っているのに、報われないとき

学級がなかなかまとまらないとき。

保護者から手紙や電話でクレームが入ったとき。

子どもたちに、こちらの思いがうまく届いていないと感じたとき。

どうしたら、もっとよくなるのだろう。

子どもたちにとって、よりよい学級にしたい。
保護者にも安心してもらいたい。
目の前の問題を少しでも解決したい。

決して楽をしていたわけではありません。
ただ、よくしたいという思いで、できることを精いっぱいやってきました。

睡眠時間を削り、プライベートな時間も後回しにして、頑張って、頑張って。それでも、思うような結果につながらないことがありました。

一生懸命に取り組んでいるからこそ、子どもや保護者から届く言葉に、心が折れてしまうこともありました。

一度や二度ではありません。

そんなとき、「もっと頑張らなければ」と自分を奮い立たせても、気持ちが追いつかないことがあります。

頑張っていないから、苦しいのではない。

真剣に向き合ってきたからこそ、苦しいこともあるのだと思います。

教員という仕事には、かけがえのない喜びもある。

苦しいことが続くと、「もう辞めたい」「自分には向いていないのかもしれない」と思うこともあります。

でも、教員という仕事には、苦しさだけでは語れないものもあります。

子どもたちの笑顔を見たとき。

保護者から感謝の言葉をもらったとき。

大きな行事や授業参観を、無事に終えられたとき。

そして、卒業式や修了式で、子どもたちや保護者から「ありがとう」と伝えられたとき。

それまでの苦労がすべて消えるわけではありません。
それでも、子どもたちと過ごした日々や、積み重ねてきた時間が、自分にとってかけがえのないものだったと感じる瞬間がありました。

苦しかったことも、うれしかったことも、どちらも自分が教員として歩んできた時間の一部なのだと思います。

教員を辞めるか、続けるか。
今すぐに答えを出さなくてもいい。

だから、今すぐに辞めるべきなのか、続けるべきなのか、簡単に答えを出すことはできないと思います。

私自身、苦しかったとき、先輩の先生方の言葉に支えられ、何度も立ち上がることができました。

苦しいことがあるのも、うまくいかないことがあるのも、あなた一人のせいではありません。

子どもや保護者とのトラブルで悩むことは、決して恥ずかしいことではありません。
真剣に向き合っているからこそ、悩み、迷い、立ち止まることもあるのだと思います。

一人で悩んでいても答えが出ないとき、身近な人には話せなくても、まったく知らない人になら、弱音を吐けることがあるかもしれません。

辞めるか、続けるか。
その答えを、今すぐ出さなくても大丈夫です。

自分の心が元気なうちに。

教師を続けたいという気持ちが、すり減ってしまう前に。

少しだけ、話をしに来ませんか。
窓辺の机と先生への優しい言葉.png


22年間、小学校教員として働いてきた私が、あなたの気持ちを否定せずに聴きます。

無理に前向きになる必要も、きれいに話をまとめる必要もありません。

職員室では言えない本音も、誰にも話せなかった悩みも、そのまま話してもらえたらと思っています。
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