◆クリアプラス思考◆ #1

◆クリアプラス思考◆ #1

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ビジネス・マーケティング


今回からは、「私が大切にしている考え方」について深く書いてみたいと思います。



私はこれまで、製造現場で20年以上、ものづくりに関わってきました。

その中で、たくさんの問題や改善に向き合ってきました。

でも、今振り返ると、私が大切にしてきたのは「改善の方法」だけではありません。



もっと根本にある、

どう物事を見るか。

どう考えるか。

という部分でした。



私が大切にしている考え方。

それが、

『クリアプラス思考』

です。



クリアプラスとは、

頭の中にある情報や問題を整理し、物事を正しく見える状態にすること。

そして、人や組織が本来持っている力を発揮できる状態をつくることです。

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現状把握から始める


問題が起きた時、私たちはすぐに原因を探したくなります。


「これが原因だろう」

「こうすれば解決するだろう」



早く答えを出したい。

早く終わらせたい。



私自身、昔はそういう気持ちから、分かりやすいものに目がいくことがありました。



でも、その場では解決したように見えても、時間が経つと同じ問題が起こる。



そのたびに悩みました。

なぜ解決したはずなのに、また起こるのか。



振り返ると、私は見えているようで見えていませんでした。



だから今は、まず現状を見ることを大切にしています。



今、何が起きているのか。

確認できる事実は何なのか。

目指す姿と現在の状態には、どれくらい差があるのか。



答えを決める前に、事実を整理する。



そこから始めます。


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全体を見る


一つのものだけを見ていると、その世界の中だけで判断してしまいます。



ある工程では正しい方法でも、別の工程では通用しないかもしれない。



一つの職場では当たり前でも、違う環境では問題になるかもしれない。



経験が増えるほど、「自分は分かっている」と思ってしまうことがあります。



でも、顔を上げて違う世界を見た時、自分が小さな世界の中だけで満足していたことに気づいた経験があります。



いろんなことを知る。

違う考え方を見る。

今まで別々だった知識がつながる。



そうすると、物事が少しずつクリアに見えてきます。



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思い込みを疑う


思い込みは、とても怖いものです。


なぜなら、自分では間違っていると思っていないからです。



「これは正しい」

「今までこうだったから大丈夫」



そう思っている時ほど、疑うことをしなくなります。



若い頃の私は、目の前のことをそのまま信じてしまうことがありました。



でも、問題に向き合いながら整理していくと、最初の考え方自体が間違っていたことに気づくことがあります。



人の記憶や経験、知識は大切です。

ただ、それだけでは曖昧な部分もあります。



だから私は、根拠を大切にします。



数字。

記録。

テスト結果。

実際に確認した事実。

仮説を立てて検証した結果。



客観的な事実をもとに判断することで、問題が起きた時も対応しやすくなります。



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判断基準を明確にする



個人で判断して、個人で対応するなら、多少の曖昧さは問題にならないこともあります。



でも、組織では違います。



判断基準が曖昧だと、人によって解釈が変わります。



「普通はこうする」

「いつもこうやっている」



そんな言葉だけでは、同じ方向を向くことは難しい。



口頭で伝えたルールも、時間が経てば忘れる。

伝える側と受け取る側で認識が変わる。



そこからズレが生まれます。



だからこそ、誰が見ても同じ判断ができる基準が必要です。



基準があることで、人を責めるのではなく、「何が違ったのか」を一緒に考えることができます。



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最後に


私が大切にしていることは、特別な方法ではありません。



まず見る。

広く見る。

疑う。

整理する。

そして、根拠をもとに判断する。



当たり前のように見えることですが、実際には簡単ではありません。



だからこそ、私はこの考え方を大切にしています。



遠回りに見える現状把握が、結果的には一番の近道になる。



頭の中が整理されると、次の一手が見えてくる。



それが、

『クリアプラス思考』

です。



次回予告


次回は、

この考え方が、なぜ生まれたのか。

どんな経験から今の形になったのか。

これから少しずつ書いていきたいと思います。


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