行政書士・税理士・社会保険労務士などの事務所を開業して、「ホームページを作らなければ」と思いながら後回しになっている方へ。士業の事務所を探す人がホームページで確かめているのは、凝ったデザインではなく次の3つです。
・自分の用件を扱っているか
・いくらぐらいかかるか
・どんな人が対応するのか、どう連絡すればよいか
この3つにすぐ答えられれば、1ページの縦長の構成でも十分に役目を果たします。制作する側の目線で、最低限載せておきたい7項目をまとめました。
■1. 最初の画面に「具体的な用件の名前」
「建設業許可・相続・会社設立のご相談」のように、扱う用件をそのまま書きます。「お客様に寄り添う」などの姿勢の言葉だけでは、自分の用件を扱っているかが分かりません。すぐ下に「無料で相談する」ボタンを1つ。
■2. 取扱業務
6つ前後に分け、それぞれ2〜3行で「何をしてもらえるのか」を。専門用語は、依頼する人が検索しそうな言葉に置き換えます。
■3. 料金の目安
「お問い合わせください」だけだと、問い合わせる前に離れてしまいます。「〜円から」の目安と、別途かかる実費の有無を表に。正式な金額は見積りで、と添えれば十分です。
■4. ご依頼の流れ
「相談 → 見積り → 作業・申請」の3段階で構いません。「見積りを見てから決められます」の一言が、はじめての方の不安を減らします。
■5. 事務所紹介
士業は「誰に頼むか」で選ばれます。代表者の写真、所属している会、経歴を数行で。スマホで撮った明るい1枚でも、無いよりずっと信頼されます。
■6. よくある質問
「相談だけでも料金はかかるか」「事務所に行かずに依頼できるか」「期間はどのくらいか」「支払い方法」。この4つは業種を問わず聞かれます。
■7. アクセス・受付時間・お問い合わせ
スマホでは、画面の下に「電話する」「相談する」のボタンを常に出しておくと、読んでいる途中でもすぐ連絡できます。
■迷いやすい点
・ページ数:開業時は1ページで足ります。業務別の詳しいページは、問い合わせが増えてからで十分です。
・更新:料金や受付時間は必ず変わります。文章を自分で直せる仕組み(WordPressなど)で作っておくと安心です。
・広告のルール:士業には会の規程や法律による広告のルールがあります。掲載する文言が規程に沿っているかは、事務所ご自身でご確認ください。
この7項目をそのまま形にした見本をもとに、文章と写真を入れ替えて公開するサービスを出品しています(行政書士・税理士・社労士それぞれの見本があります)。箇条書きのメモをいただければ、文章はこちらで整えます。