売上データをExcelで集計したのに、レジや元データの合計と合わない。
そんなとき、計算式が間違っていることは少なくて、たいていは「集計する前の確認」が抜けています。
集計を始める前に、次の3つを確認するだけで、数字がズレる事故はかなり減ります。
1. 件数と合計を、先に合わせる
いきなり商品別や月別に集計し始める前に、まず元データ全体で確認します。
・行数(件数)は何件か
・売上金額の合計はいくらか
この2つをメモしておいて、集計したあとの表の合計とつき合わせます。
合っていなければ、どこかの行が漏れているか、二重に入っています。
レジから出したCSVでは、最後に「合計」の行が入っていて、それごと足してしまうこともよくあります。
ここが合っていれば、大きなズレはまず防げます。
2. 期間の区切りを決める
「今月の売上」と言っても、区切り方はお店によって違います。
・カレンダー通り(1日〜末日)
・締め日がある(20日締めなら、11月分は10月21日〜11月20日)
締め日があるお店がカレンダー通りで集計すると、前年比も進捗率もズレて見えます。
前年と比べるときは、去年の同じ区切りで切り直すことも必要です。
集計の前に「うちの区切りはこれ」と1つ決めておくのが大事です。
3. 金額の数え方をそろえる
同じ「売上」でも、CSVによって金額の中身が違うことがあります。
・税込の金額か、税抜の金額か
・返品や取り消しの行(マイナスの金額)が入っているか
レジの画面は税込、CSVは税抜、ということもあります。
返品を引いた売上で見るのか、引く前で見るのかでも、数字は変わります。
集計の前に、金額の列がどちらなのかを確かめて、「うちはこれで数える」と決めておいてください。
まとめ
集計が合わない原因は、式より前の段階にあることが多いです。
件数と合計、期間の区切り、金額の数え方。
この3つを確認してから集計すると、あとで「どこでズレたんだろう」と探す時間がなくなります。
とはいえ、毎月この確認と集計を手でやるのは、それなりに時間がかかります。
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