美容サロンの日報、「リピート客80%」は新規客の再来率ですか?

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日報に「新規2人、リピート8人」と出ていたら、「新規のお客様の80%が戻ってきている」と読んでいませんか。

その日の来店者に占めるリピート客の割合と、新規客が後日もう一度来店した割合は、見ている対象が違います。CSV・ExcelからClaudeで日報を作るときも、見出しを分けておくと数字の意味が伝わりやすくなります。

■ 架空の例:日報から分かる80%

以下は説明用の架空の数字です。実在する店舗の実績ではありません。この例では、当日の来店者10人に重複はなく、店舗で決めた基準に沿って全員を新規・リピートのどちらかに分類できたものとします。

当日の来店者:10人
うち新規客:2人
うちリピート客:8人

8人÷10人×100=80%。
これは「当日の来店者に占めるリピート客の割合」です。8人には以前から通っているお客様も含まれ得ます。この数字だけでは、ある月に初回来店した新規客のうち何人が戻ってきたかは分かりません。

■ 新規客の再来率は、同じ人たちを追って見る

例えば「4月に初回来店した新規客が、初回来店日から90日以内に再来した割合」を知りたい場合は、4月の新規客を対象として追います。

別の架空例として、4月の新規客20人のうち、初回来店日から90日以内にもう一度来店した人が6人なら、6人÷20人×100=30%です。期間内に何度来店しても、再来した人は1人として数える設定です。

計算する前に、全員について90日間の観察期間が終わっており、期間内の履歴がそろっていることを確認します。90日は説明用の条件であり、すべてのサロンに共通する基準ではありません。メニューの来店周期や確認目的に合わせて決めます。

■ 日報の見出しを具体的にする

「リピート率」だけでは、どちらの意味なのか読み手によって解釈が分かれます。日報では、例えば次のように書きます。

・当日の新規/リピート人数
・当日の来店者に占めるリピート客の割合
・4月新規客の90日以内再来率(対象者と期間を別に集計した場合)

当日分のデータしかないときは、過去の新規客の再来率を推測で埋めません。「今回のデータでは算出できない」と分けて記載します。

■ Claudeへの依頼にも、集計対象を入れる

日報用の指示には、例えば次の条件を加えられます。

「当日の新規客数とリピート客数を、元データの区分に沿って整理してください。割合を出す場合は分子と分母を明記し、『当日の来店者に占めるリピート客の割合』と表記してください。これを新規客の再来率と言い換えないでください。区分不明があれば別に記載してください。」

出力後は、新規・リピートの区分、人数の合計、割合の分母を元データと照合します。店舗初回なのか、グループ全体で初回なのかという判定ルールも、使うデータに合わせて確認しておきましょう。

■ 自店の日報に載せる数字を整理したい方へ

CSV・Excelから売上、来店数、客単価、新規/リピートや売上目標との比較を整理する、Claudeの設定をお手伝いしています。

お使いのデータと日報形式に合わせた専用指示文、入力・設定手順、1日分の元データと照合した日報、操作と数字の確認方法をまとめた手順書をご用意します。

日報の区分整理と、過去の履歴を使う再来率の分析は必要なデータが異なります。希望する項目を伺い、対応できる範囲を購入前の見積り相談で確認します。サンプルからは氏名・電話番号などの個人情報を削除してください。

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