「売上は同じなのに、日報の客単価が違う」
そんなときは、割り算に使った「来店数」を確認してみましょう。
CSVの行数、会計件数、来店人数は、同じとは限りません。
美容サロンの日報をClaudeで作る前に、何を1人・1件と数えるかを決めておくと、数字を照合しやすくなります。
■ 1人のお客様が、CSVでは複数行になることも
例えば、1人のお客様がカットとカラーを利用し、出力ファイルでは施術ごとに行が分かれる場合があります。
その2行を「来店2人」と数えると、実際の人数とずれてしまいます。
反対に、同じお客様が同じ日に再来店する場合も考えられます。
そのとき、1日で1人とするのか、来店2回とするのかは、日報の目的や店舗のルールによります。
最初に、次の違いを整理しましょう。
・CSV行数:ファイル内のデータの行の数
・会計件数:会計を何件として数えたか
・来店人数:何を基準にお客様の人数を数えたか
列名に「件数」と書かれていても、それだけで来店人数と判断しないことが大切です。
■ 同じ売上でも、分母が違うと客単価は変わる
以下は説明用の架空の例です。実際の店舗データや導入実績ではありません。
この例では、税込・値引き後の施術売上のみを対象とし、返金はないものとします。
施術売上:72,000円
施術を受けた来店人数:8人
施術明細:12行
来店人数で割る場合
72,000円÷8人=9,000円/人
施術明細の行数で割る場合
72,000円÷12行=6,000円/行
後者は、この例では明細1行当たりの金額です。
来店客1人当たりの客単価を見たいなら、8人を分母に使います。
また、売上に店販だけを購入した方の金額を含めるなら、その方を人数にどう含めるかも合わせて決めましょう。
売上の対象と人数の対象がずれていないかを確認します。
■ 日報に「数え方」を1行添える
数字だけを並べるより、数え方も残しておくと、別の担当者が確認するときに役立ちます。
【日報の記載例】
施術売上:72,000円
施術来店人数:8人
施術客単価:9,000円
集計条件:当日A店で施術を受けた人数。同じ方の複数施術は1人、同日再来店も1人として集計。店販のみの購入は売上・人数ともに対象外。
これは今回の架空例に合わせた定義です。
自店で延べ来店回数を使っている場合は、そのルールに沿って項目名と説明を整えましょう。
■ 新規・リピートも、同じ単位で数える
来店人数を「お客様1人につき1」と数えるなら、新規とリピートも同じ対象・単位で整理します。
例えば、来店8人の内訳が新規2人・リピート5人しか分からない場合、残り1人を推測で振り分ける必要はありません。
「区分未確認:1人」として確認事項を残す方法があります。
新規を「その店舗への初回来店」とするか、「系列店を含めた初回来店」とするかでも意味が変わります。
データにある区分の定義を確認してから使いましょう。
■ Claudeに渡す依頼文の例
――依頼文の例――
美容サロンの日報について、来店人数と客単価を整理してください。
【集計条件】
対象は当日A店で施術を受けたお客様です。
施術売上は税込・値引き後、返金なしです。店販売上は含みません。
来店人数は1日につき同じお客様を1人として数えます。複数施術や同日再来店で人数を増やしません。
新規・リピートは来店人数と同じ対象・単位で集計します。
【説明用データ】
施術売上:72,000円
来店人数:8人
新規:2人
リピート:5人
区分未確認:1人
施術客単価と、内訳の合計が来店人数に一致するかを示してください。
不明な区分を推測で補わず、確認事項として分けてください。
人数が0の場合は客単価を計算できない旨を示してください。
――ここまで――
実際のCSVから人数を集計するときは、出力元の来店数項目や会計・施術の構造を確認してください。
重複を区別できる情報がない場合、行数だけから実人数を確定させることはできません。
お客様の氏名や電話番号などは入力用データから取り除き、店舗の情報管理ルールに沿って利用しましょう。
作成後は、売上と人数を元データと照合してから共有します。
■ 自店の数え方に合う日報を作りたい方へ
CSV・Excelのデータとご希望の日報形式に合わせ、Claudeへの専用指示文や入力・設定手順をご案内しています。
1日分のデータで作成して元データと照合した日報、操作と数字の確認方法をまとめた手順書も含む内容です。
基本料金は21,000円。対応範囲や利用環境は、購入前の見積り相談で確認します。
やり取りはココナラ内のテキストチャットで行います。
「今使っている来店数や新規区分で、日報をどうまとめるか整理したい」という方は、詳しい内容をご確認ください。