勃たないのはいけないことではない

勃たないのはいけないことではない

記事
コラム
「勃たないんです。」

よく、男性からこんなご相談をいただきます。

そして、その言葉の奥には、

「男としてダメなんじゃないか」

「彼女を満足させられない」

「愛しているのに、身体が反応しない」

そんな苦しさを抱えている方も少なくありません。

でも、

勃たない=男としてダメ
勃たない=愛していない

ではありません。

性機能は、心と身体の状態が複雑に関わっています。

食事や運動、睡眠などの生活習慣はもちろん、

仕事のストレス、
疲労、
プレッシャー、
パートナーとの関係、
「今日こそ勃たなければ」という焦り……

そんなものが重なることで、
身体の反応が変わることもあります。

だから、

「どうして勃たないの?」

と原因を追及するより、

「今日は勃たなくても大丈夫だよ」

そんな安心感を二人の間につくることも大切です。

たとえば、

・ゆっくりハグする
・キスやスキンシップを楽しむ
・お互いにマッサージをする
・会話をしながら触れ合う
・ホテルや旅行など、いつもと違う時間を楽しむ

大切なのは、

「勃起させること」をゴールにしないこと。

勃起してもしなくても、
触れ合うことはできます。

途中で勃起が弱くなっても、
それは「失敗」ではありません。

そして女性側も、

「私に魅力がないのかな」
「愛されていないのかな」

と、自分を責めなくて大丈夫。

寂しかったり、傷ついたりする気持ちも、
無理に我慢しなくていいんです。

「私は少し寂しかった。
でも、あなたを責めたいわけじゃない。
二人で楽しめる方法を探したい」

そんなふうに、
自分の気持ちと相手への否定を分けて伝えること。

それだけでも、
二人の関係は少し変わるかもしれません。

そして男性のみなさん。

もし、

「こんなこと誰にも言えない」

「彼女にも言えない」

「男なのに情けないと思われそう」

そんな気持ちを抱えているなら、
一人で抱え込まなくても大丈夫です。

私は、性の悩みを話してくださる男性のお話を、
否定したり、ジャッジしたりするためではなく、

その人が抱えている気持ちに寄り添いながら、
ただ丁寧に聴いています。

実際に、

「ずっと言えませんでした」

「こんなこと言ったら引かれると思っていました」

「話して安心しました」

そんな言葉をいただくことがあります。

性の悩みは、
身体のことだけではありません。

その奥には、
不安や孤独、自信のなさ、
パートナーへの想いなど、
誰にも言えない気持ちが隠れていることがあります。

誰にも言えなかったこと、
ここで話してみませんか?

※EDが繰り返す、急に勃起しにくくなった、朝の勃起が減ったなどの場合は、生活や関係性だけの問題と決めつけず、泌尿器科など医療機関に相談することも大切です。


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