【保険編|番外編①】 保険営業トーク翻訳 ──「みなさん入っています」の正体
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保険の話をしていると、
かなりの確率で出てくる言葉があります。
「みなさん入っていますよ」
一見すると、
とても親切な一言に聞こえます。
でもこの言葉、
情報ではなく、空気を作る言葉です。
この言葉がやっていること
「みなさん入っています」
この一言で、
実は同時に3つのことが起きています。
1️⃣ 判断を止める
2️⃣ 比較を省略する
3️⃣ 不安を横並びにする
つまり、
考えなくていい空間を作っている。
なぜ、効いてしまうのか
理由は単純です。
保険は
・正解が見えにくい
・比較が難しい
・自分だけ外れるのが怖い
こうした性質を持っています。
そこに
「みなさん」という言葉が入ると、
「じゃあ、自分も…」
と、思考が一段ショートカットされる。
善意で使われていることがほとんど
ここ、重要なところ。
この言葉を使っている人の多くは、
悪気がありません。
・本当に多くの人が入っている
・自分もそうしてきた
・勧める側も深く考えていない
だからこそ、
疑いにくい。
でも、ここがズレる
「みなさん入っています」は、
その人たちの
・年齢
・家族構成
・収入
・生活スタイル
を、一切反映していません。
共通しているのは、
同じ言葉を聞いたという点だけ。
翻訳すると、こうなる
「みなさん入っています」
を、そのまま日本語に直すと、
「個別に考える前に、
安心して選んでほしい」
という意味になります。
安心はくれますが、
判断材料は増えていません。
この言葉を聞いたら、どうすればいいか
答えはシンプルです。
否定する必要はありません。
怒る必要もありません。
ただ、
一段だけ深く聞く。
・どんな人たちか
・どの条件で
・何を目的に
ここを聞くだけで、
空気は一気に現実に戻ります。
この番外編の役割
この回は、
保険を否定するためのものではありません。
言葉の正体を知って、
必要以上に流されないための整理です。
分かってしまえば、
この手の言葉は
それほど怖くなくなります。
次は、
「今見直さないと損です」
という、もう一つの定番ワードを
同じように翻訳します。
今日は、ここまでで十分。
重くなったら、
いつでも引っ越せばいい。
判断できる場所に立っていれば、
それでOK。