10年後にはきっと、せめて10年でいいから戻ってやり直したいと思っているのだろう

10年後にはきっと、せめて10年でいいから戻ってやり直したいと思っているのだろう

記事
コラム
”10年後にはきっと、せめて10年でいいから戻ってやり直したいと思っているのだろう。

今やり直せよ、未来を。

10年後か、20年後か、50年後から戻ってきたんだよ今。”


こんにちは、ゆのはら眞理です😊

先週は天気が悪い日が続いて、できるだけ外に出たくなかったので、めずらしく部屋の片付けを集中してやっていました。

そしたら、昔のノートが出てきました。

たぶん20年くらい前、私が悩みもがきまくっていた頃のノートです。

少しでも苦しみから抜け出したくて、自分の人生を何とかしたくて、いろんな本を読んだり、カウンセリングやセラピーを受けたり、講座を受けたり、ネットでも、そういうサイトを読みあさったり。

そんな中で、心に留まった言葉を、このノートに書き留めていました。

冒頭の言葉は、その中の一つ。

けど、これを書いたこと、全然覚えてないんですよね。笑

何かの本で読んだのか、ネットで見つけたのか?と調べてみたら、<昔、2ちゃんねるに書き込まれた言葉>として紹介されていました。

……2ちゃんねるッ🤣

まったく覚えてないけど、2ちゃんねるで直接見たか、どこかに転載されたものを読んだんでしょうね。

それをわざわざノートに書き留めていたということは、当時の私は「せめて10年前に戻ってやり直したい」と思っていたのだろうなぁ(まだ若かったのに!)。

で、20年前に書き留めたこの言葉が、今、48歳になった私にもぶっ刺さっているわけです。

「せめて10年でいいから、戻ってやり直したい」

この気持ち、すごくわかるっていうか、響くんですよね。

いくぶんかの切なさとともに。

じゃあ、10年前の私は何をしていたんだろう、
10年前に戻ったら、何をどうやってやり直せるだろうって、考えてみました。

で、結論。

何もやり直せないなって思いました。笑

だって、あの頃の私も一生懸命、自分にやれることをめいっぱい頑張っていたから。

手を抜いたり、怠けたりしていたわけではなかった。

動けないときも、布団から起き上がれないときもあったけど、決して怠けていたわけではなく、もうどうしようもなく動けなかったんだから、たとえやり直したって、動けるわけがないんです。

後から考えたら、ああすればよかった、こうすればよかったって思うことはあるけれど、それは、あの頃、必死にもがきながらやってきた経験があったからこそ、今そう思うのであって。

その経験をする前の自分に戻ったとしても、きっと、わけもわからず同じことを繰り返すだけだと思うんですよね。

ーーー

10年前の私は、やっとまともな会社に就職して、仕事にも慣れてきた頃でした。

けど、そこにたどり着くまでは、何回転職しても、しんどい職場ばかりで。

タイムカードを勝手に押されて、毎日残業しても、残業代が出ないとか。
正社員とは名ばかりで、責任ばかり背負わされる「なんちゃって正社員」とか。
お局さんに目をつけられて、何をやっても毎日文句を言われるとか。
部署の全員から仕事が押しつけられて、休日も無給で働くとか。

そんなことが続いて、働くのも、職場に行くのもしんどくて苦しくて、
この先に明るい未来があるなんて、まったく思えなかったんです。

だから、やっとまともな会社に就職できたと思ったとき、

「ここでずっとやっていくんだ。定年まで働くんだ」

って、決めたんです。

この会社をやめたら、またあの過酷な状況に戻るしかない。
(なんでそう思うの?って今は思うけど…)

だから、ここでずっとやっていくんだって。

そのためには、
嫌なことも我慢しなきゃいけないし、
キャパオーバーでも頑張らなきゃいけないし、
嫌でもそんなそぶりを見せずに、”心が安定していて感じの良い人”を演じなければならない。

だって、定年までこれから何十年も、この会社に居続けなければならないんだから。

自分の居場所を確保するためには、我慢して頑張って演じなければならないって。
(いやだから、なんでそう思うの?って今は思うけど!)

そうやって、私なりに一生懸命やっていたんですよね。

だから今振り返っても、あのときの自分が、あのときの状態で、別の行動をとれたとは思えないんです。

そういう考え方や感覚だったら、ああいう選択、ああいう生き方をするしかないよなぁって。


ただね、一つだけ。

あの頃、もっと自分の内側と、自分のど真ん中の感覚と、つながっていられたらな…とは思うんですよね。

自分の内側のど真ん中の声を聞いて、本当は何がしたいのか、どんな未来を望んでいるのか、何を求めているのか。

どんなことに、本当は幸せや喜びを感じるのか。

そういうことがわかるくらい、自分としっかりつながっていられたら、行動も選択も、自然と変わっていたと思うんです。

そして、もっと早く、自分が本当にやりたいこと(仕事も含めて)に取り組めていただろうなって。

ずいぶん遠回りをしてしまったなぁ、と思います。

そういう意味で、「せめて10年前に戻りたい」という言葉は、胸にぐっとくるんですよね。

もちろん、人は何歳からでもやり直せるし、何歳からでも新しくスタートできる。

それは、本当に本当だと思います。

ただ、それと同時に、人間には寿命があり、時間には限りがあるんですよね。

だから、

「もっと早く、自分のど真ん中の望みに気づけていたら」と思うからこそ、これからの時間は、自分が本当に望んでいることに使っていきたい。

自分の心の声が「違う」と言っていることに、時間もエネルギーも、1ミリだって使いたくない。

10年後か、20年後か、50年後の私が戻りたいと願うかもしれない「今」を、私は今、生きているんだから!

そう思うと、「今やり直せよ、未来を」が、今の自分に向けられた言葉のように感じられます。

ーーー

この言葉を書いた人って、どんな人だったのかな。
当時、何歳だったのかな。
今、どんな人生を生きているのかな。
もしくは、どんな人生を、生きたのかな…。

まったく見ず知らずのあなたの言葉に、48歳になった今、もう一度出会って、思ったよ。

私、10年後か、20年後か、50年後から戻ってきて、今を生きているんだね。

今ね、「ああ、私はこうやって生きたかったんだな」って思える時間を過ごせることが、幸せだよ。

ありがとう。







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