休日に何をしたい?
夕飯に何を食べたい?
そう聞かれたときに、パッと答えが出てこなくて、「なんでもいいよ、あなたが決めちゃって」と返してしまうことはありませんか?
昔はもっと欲しいものや、やりたいことがはっきりしていたはずなのに、いつの間にか自分が本当に好きなものや心地よいと感じる感覚がボヤけてしまっている……。
もし今、そんな感覚を抱えているなら、それはあなたが冷たい人になったからでも、意欲がなくなったからでもありません。
あなたがずっと、周囲の期待や誰かの気持ちを一番に優先して頑張ってきた証拠なのです。
「好き」が分からなくなる心のメカニズム
職場の人間関係、家族の都合、パートナーとの関係……。
私たちは日々、さまざまな場面で場の空気を壊さないように、相手に喜んでもらえるようにと配慮しながら生きています。配慮ができるのは、あなたが優しく、責任感が強い素敵な人だからこそ。
ですが、周囲を優先する状態が長く続くと、心は無意識のうちに自分の本音を抑え込むようになります。
「意見を言うとカドが立つかもしれない、合わせた方がスムーズだ」
そんな判断を無意識に積み重ねているうちに、脳と心は自分の本心を感じ取る必要がないと判断し、感覚の感度を下げてしまいます。
これが、自分の好きや心地よさが分からなくなる麻痺の状態です。
一度麻痺してしまった感覚は、急に自分の好きなことをやろうと思い立っても、なかなか反応してくれません。
まずは疲れた心を休ませ、小さなお手入れをしてあげることが大切です。
心のセンサーを取り戻す、小さな3つの習慣
錆びついてしまった心のセンサーを優しく磨き直していくための方法をご紹介します。
大きなことを始める必要はありません。日常の小さな習慣から試してみてください。
1.快・不快の微小なセンサーを取り戻す
いきなり大好きなことを探そうとすると難しく感じてしまいます。まずは日常の本当に小さな心地よさに意識を向けてみましょう。
朝の温かいお茶がおいしいと感じること
タオルケットの肌触りが好きだと感じること
そんなささやかな心地よさを、心の中でしっかり味わってみてください。
2.嫌だという気持ちも大切な感情として認める
自分の好きを取り戻すためには、嫌だ、気乗りしないというネガティブな本音を認めてあげることも同じくらい大切です。
誰かの誘いや頼み事に対して、心の中で密かに気が進まないと感じたら、まずは自分自身の中でだけ、その気持ちを肯定してあげましょう。本音を拒絶しないことが、心の麻痺を解く鍵になります。
3.選ぶ練習を自分だけのために行う
コンビニで飲み物を買うとき
カフェでメニューを選ぶとき
値段や無難さではなく、今の自分が一番飲みたいものはどれかをじっくり選んでみてください。
誰にも迷惑がかからない小さな選択で、自分の心の声に従う練習を重ねていきます。
自分の心の声を、もう一度聴いてあげるために
自分の好きを取り戻していくことは、特別な才能や強い意志が必要なことではありません。忘れていた感覚に、日常の中で少しずつ慣れていくだけのことです。
長年、誰かのために自分の感情を後回しにしてきた人ほど、自分の心の声を拾い上げるのに時間がかかることがあります。
それでも、決して自分を責めないでくださいね。焦らず、少しずつ解きほぐしていけば大丈夫です。
自分の本当の気持ちが見えてこない
誰かに心を預けて絡まった感情を一緒に整理してほしい
そんなときは、いつでも私の鑑定室を訪ねてください。
私の鑑定では、ただ未来を占うだけでなく、あなたが置き去りにしてしまった小さな心の声に丁寧に耳を傾け、あなたのお悩みを解きほぐしていくことを心がけています。
これが本当に好きなことだったんだと思える瞬間を、ご自身のペースで少しずつ増やしていけるよう、鑑定を通してお手伝いいたします。
月詠レイ