共感と同意は違う―陥りやすい落とし穴

共感と同意は違う―陥りやすい落とし穴

記事
学び
こんにちは。「青い海ロープレラウンジ」です。

相談者から、こんな話を聞いたとします。

「上司にひどいことを言われたんです。納得できません」

あなたなら、どんな言葉を返すでしょうか。

「それは上司が悪いですね」

相談者の味方になりたい。そんな思いから、つい口にしてしまうことがあるかもしれません。

けれども、共感することと、相談者の言い分に同意することは同じでしょうか。

「それは上司が悪いですね」は、上司の言動に対する評価です。
一方、「それは納得できないと感じたんですね」は、
相談者がどう受け止めたのかに目を向けています。

同じ出来事でも、傷ついた理由は人によって違います。自分の能力を否定されたと感じる人もいれば、努力を認めてもらえなかったと感じる人もいるでしょう。

相談者を理解する前に「上司が悪い」と結論づけてしまえば、
その人が何に傷つき、何を大切にしているのかを知る機会を逃してしまいます。

相談者の味方になることと、相談者を理解することは、必ずしも同じではありません。

言葉を追うと横に広がる。気持ちを追うと深くなる。

相談者の言葉にすぐ同意するのではなく、その人が見ている世界を理解しようとする。そこから、価値観への理解も深まっていくのではないでしょうか。

次のロープレでは、自分に問いかけてみてください。

「私は今、この人の気持ちを本当に理解しようとしているだろうか。それとも、分かったつもりになっていないだろうか」

その問いが、相談者理解を深める一歩になるかもしれません。

青い海ロープレラウンジでは、技法だけでなく、相談者の経験、気持ち、そしてその奥にある価値観を理解することを大切にしています。

(おわり)

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す