成長の速度に焦りを感じた日──それは私のOSが“他人”を認識し始めたサインだった

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コラム
アウトプットを続けて数ヶ月。
私の思考OSに、ひとつの“バグ”のような感情が生まれました。

それは、「焦り」です。

以前の私は、言語化することすら難しく、
自分の考えを外に出すだけで精一杯でした。
それでも少しずつ言葉にできるようになり、
自分なりの成長を実感していたはずでした。

ところが、ふと周りを見渡すと、
とてつもないスピードで駆け上がっていく人たちが目に入るようになったのです。

「自分なりに頑張っているけれど、ここまでやっている人はいくらでもいる」
「周りはもっと速く、もっと遠くまで行っているのではないか」

これまで順調に動いていたはずの私のOSが、
他人の速度と比較しては、勝手にエラーを吐き出しているような感覚でした。

■ 焦りの正体は「余裕」だった
ただ、この感情を少し距離を置いて眺めてみると、
意外なことに気づきました。

私はここ数ヶ月、
自分で決めたことを淡々と続け、
必要なときに修正を加えながら進んできました。

その積み重ねが「習慣」になり、
行動に“安定”が生まれていたのです。

習慣化されると、そこには自然と「余裕」が生まれます。

かつての私は、
自分の足元を見るだけで精一杯で、
周りを見る余裕なんて1ミリもありませんでした。

でも今は、顔を上げて、
周りのすごさに気づけるようになっている。

つまりこの「焦り」というバグは、
“周りを見渡せるほど足取りが安定した” という、
健全な余裕から生まれていたのです。

■ 「方向性」を選べるという豊かさ
この余裕こそが、次の成長のきっかけになります。

足元だけを見ていた段階を卒業し、
ようやく「世界」を正しく認識できるステージに立った。

そう考えると、
焦りというバグさえも、
自分のOSがアップデートされている証のように思えてきました。

余裕が生まれたからこそ、
私は今、ただ動くだけではなく
「これからどこへ向かうのか」を主体的に選べるようになっています。

周りの速さに目を奪われ、焦りを感じることもある。
でも、その焦りを客観的に眺めながら、
「さて、自分はどこへ向かおうか」と考えられている。

この“自分の舵を自分で握り直す時間”こそ、
何よりの豊かさなのかもしれません。

■ 焦りは、次のステージに立ったサイン
かつての私にはなかった、
この静かな選択の自由。

バグだと思っていた焦りは、
実は 新しい豊かさのステージに立ったことを知らせるサイン でした。

方向性は、自分のペースで決めていい。
私は私のOSを信じて、
また今日から、心地よい歩幅で積み上げていこうと思います。
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