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動画では介護現場の書類チェック(実地指導準備)を例に挙げていますが、オフィスワークの資料作成、日々の事務処理、レポート課題など、「締め切りまでに余裕があったはずなのに、なぜか直前になって焦ってしまうすべての人」に共通する時間管理の心理学を解説しています。
今回も柴犬のしばさんと猫のみけさんの掛け合いで分かりやすくお届けしていますので、ぜひ動画も合わせてチェックしてみてくださいね!
「締め切りまでまだ1ヶ月もあるから余裕だな」
「時間があるときに、2週間前くらいから進めれば大丈夫」
そう思っていたはずなのに、気づけば前日・当日に「あれもない!これもない!」と大慌てになり、結局ギリギリで徹夜や大残業になってしまった経験はありませんか?
時間はたっぷりあったはずなのに、なぜ私たちはいつもギリギリになってしまうのでしょうか?
実はこれ、あなたのやる気や能力が足りないせいではありません。
人間の行動心理に潜む、『パーキンソンの法則』という現象が原因なのです。
今回は、仕事が勝手に膨らんでしまう理由と、今日から実践できる「残業ゼロの3原則」をご紹介します!
1. 「パーキンソンの法則」とは?
イギリスの歴史学者・政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した法則です。
その中の「第1法則」では、次のように定義されています。
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて使い切るまで膨張する」
つまり人は、締め切りまでに余裕があると、「まだ時間がある」と無意識に不要な作業を増やしたり、ギリギリまで本気を出さずに引き延ばしてしまう習性があるのです。
1時間で終わるはずの資料作成に、3時間与えられると3時間丸々かけてしまう
「もっといい表現があるかも」と細部をいじりすぎて余計に時間がかかる
サボっているわけではないのに、「与えられた時間枠いっぱいまで仕事が勝手に膨らんでしまう」のが、この法則の恐ろしいところです。
2. 時間の罠から抜け出す!「残業ゼロ」の3原則
この「時間の膨張」を断ち切り、仕事をサクサク終わらせるための3つの実践ルールです。
① 締め切りを自分で「半分」に設定する
会社やクライアントから指定された締め切りが「1ヶ月後」なら、自分の中の締め切りを「15日後(半分)」に設定します。
あらかじめ与える時間を強制的に制限することで、仕事が無駄に膨らむのを防ぎ、想定外のトラブルが起きても余裕を持ってリカバリーできます。
② 作業時間を「25分単位」で区切る
「終わるまでやろう」と作業を始めると、集中力が散漫になりダラダラと時間が伸びてしまいます。
タイマーをセットし、「この25分間だけはこの書類作りに集中する」のように、先に時間の枠を決めて作業しましょう(ポモドーロ・テクニック)。枠があるからこそ、脳は高い集中力を発揮します。
③ 「完成度60点」で一度共有する
真面目な人ほど、1人で100点満点を目指して時間を使い切ってしまいがちです。
しかし、時間をかけて仕上げた後に「方向性が違う」と手戻りが発生するのが一番のタイムロスです。
全体の骨組みができた「60点」の段階で一度、同僚や上司、クライアントに見せて相談しましょう。手戻りや無駄な手直しをゼロにできます。
まとめ:枠を決めてサッと終わらせる!
・期限は半分
・25分集中
・完成度60点で相談
「まだ時間があるから後でやろう」と感じたときは、まさに仕事が膨らみ始めているサインです。
まずは目の前の作業の締め切りを半分に設定してみることから、ぜひ試してみてくださいね!