現役営業事務が語る“自動的の怖さ”

現役営業事務が語る“自動的の怖さ”

記事
コラム
セラー業務支援室です。
私は医薬品メーカーで30年、営業事務として働いています。
最近、メディアで取り上げられているニュースで感じたことを書きたいと思います。

■生成AI

今、世間を騒がせている
「AIによる不正アクセス」のニュースを見ていると、
本当に怖い時代になったと感じます。

生成AIは、自ら学習しながら進化していく技術だと言われています。
しかし、その進化が人間にとって良い方向なのか悪い方向なのかを、
自動的に判断してくれるわけではないようです。
その結果として、不正アクセスのような行為につながってしまうのではないかと不安を感じます。

一日も早く、人間が大切にしてきた道徳や倫理観をAIが理解し、
反映できるようになってほしいものです。

■mRNAワクチン

そして、もう一つ思い出すのがコロナワクチンです。

ファイザーやモデルナが製造したmRNAワクチンは、
抗原を作る設計図であるmRNAを体内に送り込み、
自ら抗原を作り出す仕組みのワクチンです。
mRNAの研究自体は以前から進められていましたが、
新型コロナウイルスのパンデミックをきっかけに実用化が大きく進みました。

その後、このワクチンについては有効性が評価される一方で、
副反応や長期的な影響を懸念する声も聞かれるようになりました。
体内で作られる抗原が様々な症状に関係しているのではないかという見方もあり、
多くの人が不安を抱いているのも事実です。

■便利な“自動的”

生成AIもmRNAワクチンも、
人間がより便利に、
より効率的に生きるために生み出した技術です。
どちらも共通していることは、“自動的”ということだと私は思っています。

“自動的”に行われるからこそ、
その技術が想定外の結果をもたらし、
人に不利益を与えていることも、
私たちは目の当たりにしています。

私たち一般人には見えない部分が多くあります。
AIはどこまで制御されているのか。
新しい医療技術にはどのような安全対策が施されているのか。
便利さの裏側で何が起きているのか。

メディアに出ているどちらの専門家たちも、
「個人ではどうすることもできない」と言っています。

しかし、それは裏を返せば、
私たち一般人には中身を確認する術も、
制御する術もないということです。
起こった事例に対して対処する方法しかないのが、今の現実です。
個人では、疑う・確認する・防御できる方法を知っておく、ことしかないのです。

今後は契約書や請求書の電子保存もますます進んでいくでしょう。

私は営業事務として長年書類を扱ってきましたが、
そのような重要なデータまで人の目を介さずに処理される時代になったとき、本当に安全なのだろうかと不安を感じます。

気づけば“自動的”に動き始め、しかも止められない。

“自動的”は、とても怖いフェーズに進んだと私は恐ろしく感じています。

サービス数100万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す