SEOはずっとやってきた。記事も書いた。サイトの表示速度も直した。それなのに、ChatGPTに自分の業種について聞いてみたら、名前も出てこない。代わりに出てくるのは、正直そこまで力を入れているように見えない競合の名前。
「なぜ自分じゃないんだ」と思ったことはないでしょうか。
多くの人がここで「SEOが足りないんだ」ともう一段頑張ろうとします。でも、それは半分だけ正しくて、半分は的外れです。ChatGPTやGeminiのようなAI検索は、Googleの検索結果とは別の場所から、別のルールで情報を拾っているからです。
SEOを頑張るほどAI検索で不利になることがある
Google検索は「このキーワードで検索されたときに、どのページを上位に出すか」を決めています。一方でChatGPTやGeminiは、質問に対して「一番信頼できそうな情報をまとめて、1つの答えにして返す」動き方をします。
つまり、検索順位の勝負ではなく、「AIに一言で紹介されるとき、正しく・一貫して紹介される状態になっているか」の勝負です。
ここで起きがちなのが、次のようなズレです。
- 会社の代表者名や設立年が、サイト内のページごとに微妙に違う表記になっている
- 昔作ったページと最近作ったページで、事業内容の説明が食い違っている
- 自社のことを紹介している外部のサイト(業界一覧サイトやSNS)がほとんどない
人間なら「まあだいたい合ってるな」と読み飛ばせる程度のズレでも、AIは情報源同士を照合して「情報が一致しない=自信を持って紹介できない」と判断し、無難な競合の名前を出すことがあります。SEOのために書いた記事の量では、このズレは埋まりません。
「対策する」前に、「今どう見えているか」を知る
ここでよくある失敗が、いきなり高額なAIO対策コンサルを申し込んでしまうことです。原因が分からないまま対策だけ先に買うと、直すべきでない場所を直して終わる、ということが起こります。
見るべき順番はこうです。
1. 実際にChatGPTやGeminiに、自分の業種・地域のキーワードで聞いてみて、名前が出るかを確認する
2. 出ない場合、AIが代わりに何を紹介しているかを確認する
3. 出た場合でも、紹介のされ方(良い紹介か、微妙な紹介か)を確認する
4. ここまで分かって初めて、直す場所の優先順位が決まる
多くの人は1〜3を「なんとなく自分でChatGPTに聞いてみた」レベルで済ませています。それだと、聞き方次第で結果が変わってしまい、対策の判断材料としては心もとないのが実情です。
実際に測るとどんなことが分かるのか
実際にChatGPT・Geminiに複数パターンで質問を投げて計測すると、次のようなことが具体的に見えてきます。
- 自分の会社名が、そもそも回答に出てくるかどうか(言及率)
- 出てくる場合、競合と比べてどう紹介されているか(比較的にポジティブか、埋もれているか)
- 出てこない場合、どんな会社が代わりに紹介されているか、その会社との違いは何か
ここまで数字と実例で見えると、「なんとなく不安」だった状態から、「ここを直せば良さそうだ」という具体的な打ち手に変わります。順番を守れば、闇雲に手を広げずに済みます。
まず診断から始めるという選択肢
このサービスでは、実際にChatGPT・Geminiで貴社がどう認識されているかを測定し、1週間以内に具体的な改善ポイントをレポートにしてお渡ししています。高額なコンサルを申し込む前に、まず現在地を数字で確認したい方に向けたものです。
「対策が正しく効いているか分からないまま、時間とお金だけが減っていく」という状態を避けるための、最初の一歩として使ってもらえればと思います。