印刷物の制作をしていると、
「この場合、クライアントに何を確認すればいい?」
「印刷会社にはどう聞けば伝わる?」
「データが足りないけど、どうお願いすればいい?」
「“高画質にして”と言われたけど、何を確認したらいい?」
など、制作そのものより“確認や伝え方”で迷う場面が意外と多くあります。
特に、印刷・デザインの仕事を始めたばかりの頃は、分からないことがあっても「こんなことを聞いて大丈夫かな」と迷ってしまうこともあると思います。
そこで今回、
『はじめての 印刷・デザイン実務 確認・問い合わせ文例集』
を制作しました。
新人制作スタッフ・社内制作担当・フリーランスなど、印刷物の制作に関わる方に向けた、A4・全27ページのPDFです。
14の実務ケース+13の短文テンプレートを収録しています。
この文例集では、単に「この文章を送ればOK」という形ではなく、
何を確認するか
→ どんな情報を相手に伝えるか
→ 実際にどう聞くか
→ なぜその確認が必要なのか
まで一緒に整理しています。
「これで大丈夫ですか?」から一歩進んだ確認へ
たとえば、印刷会社へ問い合わせるとき。
「このデータで大丈夫ですか?」だけでは、相手も何を確認すればいいのか分かりにくいことがあります。
そこで本書では、質問を
「対象 → 現状 → 回答してほしいこと」
の順に整理する考え方を紹介しています。
複数の確認事項がある場合は、一文に詰め込まず、項目を分けて整理することもポイントです。
支給データが足りないとき、どうお願いする?
ロゴ・写真・QRコード・原稿などが足りない。
あるいは、スクリーンショットや小さな画像しか届いていない。
そんなときも、いきなり「この画像は使えません」と判断するのではなく、元データの有無や実際の使用サイズを確認することが大切です。
本書では、不足データをお願いするときの文例や、スクリーンショットしか届いていない場合の確認文も掲載しています。
白インク・特色・金銀など、印刷会社に何を聞く?
印刷物では、通常のCMYK印刷だけでなく、白インク、特色、金・銀、箔押し、透明効果など、商品ごとに確認が必要な仕様もあります。
たとえば、画面上で作った「ゴールド色」と、実際に金属光沢が出る印刷・加工は別物です。
こうした特殊仕様について、何を整理して、どんな聞き方をすればいいかも文例にしています。
「高画質にしてください」と言われたら?
実務では、
「200ppiを300ppiにしてください」
「拡大してもきれいにしてください」
といった相談を受けることもあります。
でも、単純に解像度の数値を変更することと、画像を高画質に作り直すことは同じではありません。
本書では、使用サイズや元画像の有無、求めている仕上がりを確認し、設定変更なのか、画像補正・文字の打ち直し・トレースなどが必要なのかを切り分ける文例を掲載しています。
急ぎ案件・返信待ち・素材待ちにも
「今日中にできますか?」と言われたときや、必要な素材・確認の返事が届かず、納期が読めないとき。
制作時間だけではなく、素材受領・確認・修正に必要な時間も含めて納期を考えることが大切です。
「○日○時までにご回答いただけた場合は~」のように、条件を具体的に伝える文例も収録しています。
最後に、すぐ使える短文テンプレートも収録
巻末には、仕事中にすぐ使いやすいよう、
・印刷会社を確認する
・サイズを確認する
・納期を確認する
・元画像をお願いする
・ロゴデータをお願いする
・より大きな元画像をお願いする
などの短文テンプレートをまとめています。
[ ]部分を案件に合わせて差し替え、必要な文章だけコピーして使える構成です。
印刷・デザイン実務では、すべての仕様を暗記している必要はありません。
大切なのは、
「何が分からないか」を整理して、
「誰に」「何を」「どう聞くか」を判断できること。
確認することは、制作を止めるためではなく、手戻りやトラブルを減らして、仕事を前に進めるための工程だと思っています。
「聞き方に迷って、文章を考えるだけで時間がかかる」
「印刷会社への問い合わせが少し苦手」
「実務でよく使う確認文を手元に置いておきたい」
という方に、必要な場面で開いて使っていただけたら嬉しいです。
『はじめての 印刷・デザイン実務 確認・問い合わせ文例集』
ココナラ コンテンツマーケットにて販売中です。
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