お金のなかった時のはなし

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マネー・副業

10月28日(火)

離婚して1年経つか経たない頃、急に元夫からの養育費が途絶えました。
はじめは電話にも出てくれて「申し訳ない週明けにも振り込む」とか言って遅れだしました。

養育費は2人分として4万円。
充分ではないけど、現実問題そんなものかと思って了承しました。
当時のわたしのお給料が税引きで16万円ほどで、住居も賃貸だったので本当にキツくて正直、養育費は凄くありがたかったんです。

すったもんだしたあげく、元夫からの養育費がなくなり、自分の稼ぎと母子手当だけの生活となりました。

子どもには心配や苦労はかけたくない。
人並の生活を送らせたい。仕事が終わってからもTimeeなどに登録して単発バイトをしたりしていました。

実家を頼ることのできないわたしは毎日毎日、頭の中はお金の計算ばかりで少しノイローゼ気味になっていました。

家賃、食費、子どもの習い事、ローンの支払い
なんでもないと思っていた、たまの外食もほとんど連れていってあげれなくなりました(泣)

夏休みにもどこにも連れて行けず、いつものように夕食の準備をしている時リビングにおいてあった下の子の鞄の中に1冊の本に目がいきました。

学校の図書館で借りてきていた東京ディズニーランドの本でした。
わたしはご飯を食べている時に「今度のママのお休みの日にディズニー行っか!」と2人に言うと下の子はすぐさま「行きたいっ!」って大喜び。
でも上の子はわたしの顔をずっと見つめています。

下の子は無邪気でディズニーに行けることに喜んでいますが上の子は家計の厳しさがわかっているようで不思議な顔をしています。

夕食が終わってディズニーの本を大喜びで読む下の子の横でお兄ちゃんは何か考え事をしているようです。

わたしはお兄ちゃんの横に行って肩を抱き寄せ「楽しみだね」って言ってあげるとお兄ちゃんは「大丈夫?」と弟に聞こえないようにわたしに言いました。

わたしは「ありがとう。大丈夫だよ」そう言っお兄ちゃんを抱きしめてあげました。

いえ、わたしの方がお兄ちゃんの優しさに包まれたような気がしました。
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