五月の風が少し柔らかくなってきた頃、街角の花壇でふと目に留まる
花がある。
ペチュニアだ。
紫や桃色、白、そして深紅。
ラッパのような形をした花びらが、梅雨前の光を受けてひっそりと、でも
確かな存在感で咲いている。派手に主張するわけじゃない。
でも、そこにいるだけで、なんとなく場の空気がやわらぐ。
そういう花だと思う。
ペチュニアの花言葉は「あなたと一緒なら心がやわらぐ」「心の安らぎ」。
この言葉の由来が、少し面白い。ペチュニアはナス科の植物で、タバコに
近い仲間なんですよね。
タバコが昔から「ひと息つく」「気持ちを落ち着かせる」ための道具として
使われてきたことが、この花言葉の背景にある。香りや見た目ではなく、その植物としての「系譜」が、言葉に込められているわけだ。
誰かといると、なぜかほっとする。そういう感覚って、あなたにも経験があるんじゃないかと思う。
言葉を交わさなくても、ただそこにいてくれるだけで、不思議と肩の力が
抜ける。気を張らなくていい。うまく見せなくていい。そういう相手との
時間は、本当に特別なものだと感じる。
逆に言えば、いつも一緒にいるはずなのに、どこか息苦しい。気を遣いすぎて疲れる。本音を言えない。そんな関係に悩んでいる人も、少なくないのかも
しれない。
先日、ある女性から相談をいただいた。
職場で出会った男性のことが気になっているけれど、彼が何を考えているのかまったくわからない、と。優しくしてくれる日もあれば、なぜか距離を置かれている気がする日もある。脈ありなのか、そうじゃないのか、どう接したら
いいのか、ずっと悩んでいたそうだ。
霊視で視ると、彼の内側に強い「警戒心」があった。過去に一度、感情を
出したことで深く傷ついた経験があって、それ以来、近づきたいと思う
相手ほど慎重になってしまう、そういうパターンが見えた。冷たくしている
わけじゃない。むしろ彼女のことを気にかけているからこそ、距離の取り方がわからなくなっていたんだ。
そのことをお伝えすると、彼女は「そういうことだったんですね」と、
少し泣いてしまったと言っていた。答えがわかったというより、
ずっとひとりで抱えていたものを、誰かと一緒に見てもらえた、そういう
安心感があったのかもしれない。
出会った人のことが気になっているとき、その人の本音や、二人の間にある
流れを知りたいと思うのは、自然なことだと思う。でも、相手の気持ちって、なかなか表には出てこない。
そういうとき、霊視という視点から見ることで、表情や言葉の裏側にある
「その人の本質」が見えてくることがある。
どんな傷を持っているのか、
どんなタイミングで心を開くのか、
この縁がどういう方向に向かっているのか。
そういったことを12000文字以上でお伝えしているのが、白神龍玄の鑑定だ。
気になる人がいる方、関係がうまくいっているのかどうか確かめたい方は、
個別に霊視鑑定をしています。気軽に声をかけてみてください。
白神龍玄