こんにちは。霊術師の焔華です。
今日は、鑑定のあとにご案内している神事について、どのような想いで準備し、祈りを捧げているのかをお話しします。
人の悩みは、本当にそれぞれです。
大切な人との関係に心を痛めている方。
仕事やお金の不安を抱えている方。
人間関係に疲れ、ご自身の気持ちが分からなくなっている方。
これからの人生に、願いと迷いを抱いている方。
同じ「不安」という言葉でも、その背景も、心に残っているものも異なります。
だからこそ、私は皆様に同じ儀式を一律に行うのではなく、まず鑑定を通して、その方の今の状態と願いに向き合います。
■ 鑑定で受け取ったものを、神事へ
お話を伺い、鑑定を進める中で、何が今いちばんの負担になっているのか、どこを清め、どのような願いを祈りに託すのかを見つめていきます。
私が鑑定で感じ取ったことに、ご本人のお言葉やご希望を重ねながら、神事の内容を整えます。
積み重なった疲れをいたわる祈り。
過去へのとらわれを手放すための祈り。
大切なご縁に誠実に向き合うための祈り。
これからの暮らしや歩みに、穏やかな巡りを願う祈り。
同じ恋愛のお悩みであっても、必要なのがご本人の心を整えることなのか、お二人の間にあるすれ違いへ祈りを向けることなのかは、それぞれ異なります。
今のその方に必要だと感じたことを、ご説明したうえで、ご希望に沿ってお預かりします。
言葉にできた願いも、まだうまく言葉にならない想いも、丁寧に扱いたいと思っています。
■ お名前と願いを、和紙に記す
祈りを託す和紙には、お名前と願いを筆で記します。
短い言葉にするまでに、考えることがあります。
「仕事を順調に進めたい」という願いの奥には、安心して力を発揮したい気持ちがあるかもしれません。
「人間関係を整えたい」という願いには、ご自身をすり減らさず、穏やかに過ごしたい想いがあるかもしれません。
「大切な人と向き合いたい」という願いには、安心して言葉を交わし、互いを大切にしたい想いが込められているかもしれません。
ご相談で伺ったお気持ちを大切にしながら、祈願の言葉を整えていきます。
■ 静寂の夜に、準備を整える
神事は、日中の慌ただしさが落ち着いた静かな夜に執り行っています。
白い布を敷き、水・米・塩・お酒を供え、灯りをともす。
道具を整えながら、いただいたご相談を改めて読み返します。
どのような日々を過ごしてこられたのか。
何を願い、どのような気持ちでご相談くださったのか。
準備の時間にも、その方のことを思い浮かべています。
呼吸を落ち着かせ、鈴を鳴らす。
そして、お名前と願いを託した依代を前に、天鈿女命様へ祈りを捧げます。
神事は一日お一人様。
お預かりした想いに集中するため、その方のための時間を確保しています。
■ 神事の時間を、ご自身をいたわる時間に
神事をお受けになる方には、できましたら、その夜をご自身をいたわる時間として過ごしていただけたらと願っています。
温かい飲み物を飲む。
スマートフォンを少し置く。
ゆっくりお風呂に入る。
いつもより早めに休む。
特別なことをしていただく必要はありません。起きて待っていたり、神事と同じ時刻に祈ったりしなくても大丈夫です。
「今日は、少し自分を休ませてあげよう」
そんな気持ちで、肩の力を抜いていただけたらと思います。
すぐに変化を探そうとせず、今夜だけでも、答えを急がずに過ごせますように。
■ お預かりするのは、その方の大切な願い
私が大切にしているのは、ご相談者様がこれからどう生きたいのか、何を大切にしたいのかというお気持ちです。
清めの祈りにも、ご縁の祈りにも、その方がご自身を大切にしながら歩めますように、という想いを込めています。
神事は、特定の結果や変化をお約束するものではなく、相手の意思を強制的に変えるためのものでもありません。ご自身でできる現実的な一歩も大切にしながら、その方の願いと今必要な整えに祈りを重ねていくものだと、私は考えています。
鑑定後に神事をご案内した方で、内容や当日の過ごし方について気になることがありましたら、どうぞお聞かせください。
ご自身のお気持ちを大切にしながら、ゆっくりお考えいただいて大丈夫です。
静かな夜に、あなたが少しでも穏やかに過ごせますように。
その願いを込めて、祈りを捧げています。
焔華