工務店・リフォーム会社向け|見積で抜けやすい5つの項目と、漏れを防ぐ拾い方のコツ

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施工管理の仕事を始めて12年ほどになりますが、見積で一番怖いのは「高すぎる見積」より「抜けている見積」だと感じています。高ければ失注するだけで済みますが、抜けたまま受注すると、その分はそのまま自社の持ち出しになります。
若いころ、内装改修の見積で養生を入れ忘れ、材料も手間も自社でかぶったことがあります。後から請求しにくい項目ほど、見積の段階で漏れやすいものです。
今回は、改修・内装の見積でとくに抜けやすい項目と、漏れを防ぐための確認の仕方をまとめます。

■1. 仮設(足場・脚立・仮設電気など)
本体工事に目が向くほど、仮設は後回しになりがちです。外部なら足場、内部でも室内足場やローリングタワー、仮設照明・仮設電源が必要になることがあります。「既存の設備が使えるか」を現地調査で確認し、使えない前提なら項目として立てておくと安心です。

■2. 養生
床・壁・エレベーター・共用廊下の養生は、居ながら工事や商業施設の改修では欠かせません。養生材の費用だけでなく、貼る・剥がす手間もかかります。範囲が広い現場ほど影響が大きいので、「どこからどこまで養生するか」を図面や写真に書き込んでおくと拾い漏れが減ります。

■3. 既存撤去・下地処理
仕上げ材の単価だけで見積を組むと、撤去や下地調整が抜けやすくなります。クロスの張り替えならパテ処理、床の張り替えなら既存床の撤去とレベル調整など、「仕上げの前に何をするか」を一工程ずつ書き出すのがコツです。開けてみないと分からない部分は、別途扱いにするか条件を明記しておくと、後でもめにくくなります。

■4. 発生材の処分費・運搬費
撤去したものには必ず処分が伴います。廃材の種類によって処分単価が変わるうえ、搬出経路が長い、エレベーターが使えないといった条件で手間も変わります。撤去項目を立てたら、処分・運搬をセットで入れる習慣をつけておくと漏れにくくなります。

■5. 諸経費・現場管理費
小さな工事ほど「諸経費はサービスで」となりがちですが、移動・駐車場・書類作成・打合せの時間も実際にはコストです。会社として何%くらいを目安にするか決めておくと、毎回迷わずに済みます。割合は会社や工事規模によって幅がありますが、ゼロにしないことが大切だと考えています。

■6. 漏れを防ぐには「工程順」に並べ直す
抜けを減らす一番の方法は、項目を工程の順番に並べてみることです。「準備(仮設・養生)→撤去→下地→仕上げ→片付け(清掃・処分)」と流れで見ると、空いている工程に気づきやすくなります。自社用のチェックリストを1枚作っておくだけでも効果があります。

■まとめ
見積の抜けは、知識不足よりも「忙しさ」から起きることがほとんどです。日中は現場、夜に見積という生活だと、どうしても本体工事の拾いだけで手一杯になります。仮設・養生・下地・処分・諸経費の5つは、毎回必ず目を通す項目として決めておくのがおすすめです。

■見積作成の手間を減らしたい方へ
ココナラで「改修工事の見積書作成代行」を出品しています。手書きのメモや現場写真からでも、工程ごとに項目を整理してExcelの見積書にまとめます。抜けやすい項目のチェックもあわせて行いますので、「見積に追われて現場が回らない」という工務店・リフォーム会社・職人の方は、お気軽にご相談ください。
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