梅雨の語源は●●だった?

梅雨の語源は●●だった?

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さて、「梅雨」という字面を見て真っ先に疑問に思うことの一つは、なぜ「梅」という字が入っているのか、という点だろう。
  梅雨って、梅と何も関係ないじゃん!!
 そんなわけで調べてみると、もともとは「黴雨(ばいう)」と書いたらしい。だが、「黴」という字は字面的にいかにも汚いので、同じ読みの、より字面の整った「梅(バイ)」に置き換えられたのだという。ほんとかな?
 (確かに中国語では「梅」も「黴」も「メイ」と読む。現代中国語では箸を「筷子」と書く、これは「箸」が「住(とどまる、遅い)」と同音であることを嫌ったためだという。)
 話を戻すと、日本では江戸時代ごろから「梅雨(つゆ)」という表記が定着し始めたらしい。初出ははっきりしないが、1688年(元禄元年)に貝原益軒が編纂した『日本歳時記』に「此の月淫雨ふるこれを梅雨(つゆ)と名づく」とあるので、ひとまずこれを挙げておく。
  なお、「つゆ」という言葉自体の語源には「露(つゆ)」や「潰ゆ」など、諸説あるようだ。



有名な梅雨の俳句
「五月雨を集めて早し最上川」(松尾芭蕉)
意味: 梅雨の雨を集めて、勢いよく流れる最上川の雄大な様子を詠んだ名句です。
「樹も草もしづかにて梅雨はじまりぬ」(日野草城)
意味: 雨が降り出し、草木も静まり返る梅雨の始まりの様子を描いています。 
「抱く吾子も梅雨の重みといふべしや」(飯田龍太)
意味: ジメジメとした季節の中、抱っこする我が子さえも梅雨の重み(気だるさ)のように感じるという生活の句です。
有名な梅雨の短歌
「五月雨の空もとどろに時鳥何を憂しとか夜ただ鳴くらん」(作者不詳『古今和歌集』)
意味: 空に響き渡るほどの雨の中、ホトトギスは何をそんなに悲しんで夜通し鳴いているのだろうか。
「うつそみつ人にはあらぬか梅雨の日に我が身も雨にふりぬべきかも」(作者不詳『万葉集』)
意味: 私は人間ではないのだろうか。この梅雨の日々の中で、私の身も雨に溶けて(古びて)しまいそうだ。
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