このようなタイトルで文章を書いているが、私自身、恥の多い生涯を送ってきた(笑)。
私は生まれも育ちも浜松だが、正直なところ、この町にはあまり良い思い出がない。家庭環境には恵まれず、いじめられたこともあった。町のあちこちを通るたびに、かつてそこで経験した嫌な出来事を思い出してしまうこともある。
また、これまで数え切れないほどの失敗を重ねてきた。そのたびに周囲から責められ、自分自身を否定し続けた結果、プライドは打ち砕かれ、やがて心まで病んでしまった。
しかし、今になって思うのは、過去はあくまでも過去の出来事にすぎないということだ。場所もまた、ただの場所でしかない。
私が苦しんでいた場所でも、そこでは今日も誰かが笑い、働き、恋をし、日常を生きている。人々は私の記憶や事情とは関係なく、それぞれの人生を歩んでいる。そして、それがごく自然なことなのだ。
実際、三十年以上生きてきて感じるのは、人生は思っているよりずっと長いということである。
私自身、何度も失敗し、そのたびに「もう終わりだ」と思ったことがあった。しかし振り返ってみると、その時に人生が本当に終わったことは一度もなかった。
どれほどひどい失敗をしようが、どれほど恥をかこうが、多くのことは時間とともに過去になっていく。個人の事情などお構いなしに地球は回り続け、社会もまた動き続ける。
そう考えると、少し肩の力が抜ける。
何事も最初からうまくいくとは限らない。失敗しながら学び、少しずつ前へ進んでいけばいい。
一度や二度の失敗で人生が終わるわけではないし、過去の失敗が未来を決めるわけでもない。だから、自分を責めすぎず、今できることに目を向けて、一歩ずつ進んでいけばいい。 人生は何度でもやり直せるのだから。