ジュビロ磐田の2026年シーズン「明治安田J2・J3百年構想リーグ(EAST-Bグループ)」の成績は、18試合で9勝(90分勝5・PK勝4)、9敗(90分敗7・PK敗2)、勝点25で10チーム中8位です。J3勢のチームに苦戦し、監督交代もあった中「J2 2026-2027シーズン」でJ3降格圏に沈むのではないかとも危惧されています。またチームのトップスコアラーだったグスタボ・シルバ選手が契約更新に至らず、退団となりました。
ジュビロはJ1昇格を目標に掲げていますが、まずは現実を受け入れ着実な成長を図っていくことが必要です。チームの最大の弱点は、失点の多さと守備陣形(スペース)の管理にあります。川島永嗣選手を中心とした個人のファインセーブで耐えている場面が目立ち、失点期待値が高い状態が続いています。特に「最終ラインと中盤の間にスペースを開けてしまう」ことや、「パスで崩されて数的不利を作られる」失点パターンが課題です。ボールを奪われた直後の切り替えのスピードアップと、組織的に相手を追い込む守備の連動性を高め、ピンチそのものを減らす必要があります。
また、クラブの方向性をブレさせない、中長期的な戦術の継続が強く求められます。2026年4月にも志垣良前監督から三浦文丈監督への交代があり、藤田俊哉SDも言及した通り「5年で7人目」という非常に高い頻度で監督が代わっています。これでは選手たちが毎年新しい戦術を覚え直さなければならず、チームの熟成が進みません。クラブとして「どういうサッカーで勝つのか」というアイデンティティ(明確なスタイル)を固め、監督が代わってもベースが崩れないスカウティングと選手育成を徹底することが必要です。