お盆の帰省で子どもに甘いものを食べさせられる——
見直したいのは祖父母より夫婦関係かもしれません
お盆休みに実家や義実家へ帰ると、久しぶりに会った孫を喜ばせようと、
おじいちゃんやおばあちゃんがお菓子や甘いものをたくさん用意してくれることがあります。
「せっかく来たのだから、好きなものをお腹いっぱい食べさせてあげたい」
そう思うこと自体は、孫をかわいがりたいという愛情から生まれたものだと思います。
しかし、普段から子どもの食生活に気をつけている親にとっては、それが悩みの種になることもあります。
「ジュースを何本も飲ませないでほしい」
「お菓子ばかり与えないでほしい」
「ご馳走という理由で、砂糖の多いものを食べさせないでほしい」
そう思っていても、相手が自分の親ならまだしも、義理の父母には言いにくいものです。
そして、この問題で本当に見直したいのは、祖父母の行動だけではありません。
■「義理の親に言えない」の奥にある問題
この仕事をしていると、
「義実家へ帰ると、子どもに甘いものをたくさん食べさせられます。どうしたらいいでしょうか?」
という相談を受けることがあります。
話を聞いていくと、単に砂糖やお菓子だけの問題ではないことが少なくありません。
本来、子どもの食事について自分から義理の親へ伝えにくいのであれば、パートナーが自分の親に説明することもできます。
ところが、
「夫が何も言ってくれない」
「妻に相談しても、少しくらいいいだろうと言われる」
「自分だけが神経質な人として扱われる」
「義理の親の前では、パートナーが味方になってくれない」
という状態になっていると、帰省するたびに不満が積み重なります。
その結果、義実家へ帰ること自体が嫌になり、
「帰りたくない。でも、付き合いを考えると帰らなければならない」
という葛藤を抱えるようになります。
この「嫌だけれど断れない」「言いたいけれど言えない」という状態が続けば、
帰省前になると気分が落ち込んだり、身体の不調が現れたりすることもあります。
■祖父母への文句だけでは問題は解決しない
もちろん、子どもに何をどのくらい食べさせるのかについて、祖父母と話し合うことは必要です。
しかし、祖父母に対する文句だけを言い続けても、夫婦の間で考え方が共有されていなければ、同じことが繰り返されます。
まず夫婦で確認したいのは、
・子どもに普段どのような食事をさせたいのか
・甘いものやお菓子をどの程度まで許容するのか
・祖父母には誰が、どのように説明するのか
・帰省中に困ったとき、夫婦でどう対応するのか
・お互いの親の前でも、夫婦として協力できるのか
ということです。
義実家での出来事をきっかけに、夫婦の信頼関係や子育ての方針の違いが見えてくることがあります。
問題の中心にあるのは、目の前のお菓子ではなく、
「夫婦で話し合えていないこと」や「パートナーに自分の気持ちを理解してもらえないこと」かもしれません。
■本当の「ご馳走」とは何でしょうか
お盆やお彼岸、お正月は、家族が集まって交流する機会です。
おばあちゃんの手料理を囲み、三世代、四世代が一緒になって、ああでもない、こうでもないと話をする。
昔の暮らしや家族の歴史、生き方の知恵を子どもたちへ伝える。
その時間こそが、本来の「ご馳走」ではないでしょうか。
「ご馳走」は、高価な食べ物や大量のお菓子だけを意味するものではありません。
家族と顔を合わせ、一緒に食卓を囲み、普段は聞けない話を聞くことにも大きな価値があります。
■帰省の悩みは、自分の問題に直面する機会になる
帰省を考えただけで憂うつになるときは、次のことを振り返ってみてください。
・自分は何が一番嫌なのか
・子どもに食事の考え方を普段から伝えているか
・パートナーと子育ての方針を話し合えているか
・義理の親に対して言えずに我慢していることはないか
・パートナーに本当は何をしてほしいのか
お盆に起きる問題は、今まで見ないようにしてきた夫婦関係や家族関係を浮き彫りにすることがあります。
祖父母から甘いものを食べさせられることに腹を立てているのなら、祖父母だけを責める前に、まず夫婦の関係を見直してみる。
それが、同じ悩みを繰り返さないための第一歩になるかもしれません。
あかつき道整骨院では、身体の症状だけを見るのではなく、
その背景にある夫婦関係、家族関係、言いたくても言えない気持ちなども含めてお話を伺っています。
「帰省の前になると体調が悪くなる」
「義実家へ行くことを考えるだけで憂うつになる」
「食事や子育てのことで夫婦がすれ違っている」
「自分が何に悩んでいるのか整理できない」
このような方は、一人で抱え込まずにご相談ください。
身体に現れている症状や家族との間に起きている問題から、今の自分が直面しなければならないことを一緒に整理していきます。
ご予約・お問い合わせは、公式LINEまたはホームページからお願いいたします。